2009-01-01から1年間の記事一覧

韓国と拉致問題で連携を!

きょう、韓国三大紙の朝刊に私たちの意見広告が掲載された。 1950年に朝鮮戦争が勃発した日に合わせたのだが、韓国では三大紙のほか、聨合通信やデイリーNKなど各種メディアが記事で取り上げ、かなりの反響があったようだ。 http://www.jinken.asia/ …

イランはどうなる4

20日のデモ鎮圧で殺された「ネダ」という女性の衝撃映像が世界中で出回っている。動画サイトで観ると、倒れた若い女性の口や鼻から血が噴出す凄惨なシーンが映っている。詳しいことはわからないが、一説では哲学科の学生で、たまたま通りかかって銃撃を浴…

イランはどうなる3

梅雨入り前に撮ったカシワバアジサイ。 近所の垣根から牛がぬうっと鼻面を突き出したように咲いていた。いろんなアジサイがあるものだ。 ・・・・・・・・・・・ サンプロ特集では、「騒動は鎮静化する」なんて言って、えらく民衆に冷たいじゃないかと感じた…

イランはどうなる2

通勤の途中、白い花が眼に入った。ヒルガオだった。アサガオは人に育てられるが、これは雑草。「コンクリート・ジャングルと化した町中でこの花に出会うと、何かほっとした思いがする」と柳宗民氏は書いているが、そのとおりだ。 さて、19日、最高指導者ハ…

イランはどうなる1

いまイランで起きている事態と今後の対米関係について取材し、サンプロで「渦中のイラン? 保守強硬派vs改革派」として放送した。 最後の取材が木曜日で、他に新着のニュース素材なども入れ込むので、終盤の編集作業が立て込み、VTRができあがったのは番組が…

幸せをかぞえて

一日がドタバタとすぎていった。 イランが大統領選挙結果をめぐって大荒れになり、北朝鮮はミサイル発射準備に入り、欧州からは金正雲ニュースが次々に入ってくる。海外3カ国と電話でやりとり。情報の確認、取材中のスタッフへの指示、明日あさってのインタ…

荒れるイランそして金正雲

イランの大統領選挙の結果が出たが、これをめぐって現地は荒れている。 《[テヘラン 14日 ロイター] イラン大統領選でアフマディネジャド大統領の圧勝を当局が発表したことを受け、テヘランでは13日、選挙で不正が行われたとするムサビ元首相の支持者…

金正雲についての誤報

テレビ朝日がきょうの昼から夕方にかけて「世界的スクープ」として、「金正雲の最近の写真」を流した。 弊社は何人もがテレビの前で「オー」と歓声を上げながら観た。私たちも彼の写真を入手せんといま手を尽くしているところなので、先を越されたと残念に思…

「戦場から女優へ」―さっちゃんの使命

先月13日のブログで紹介したイラン出身のタレント、サヘル・ローズ。http://d.hatena.ne.jp/takase22/20090513 彼女の『戦場から女優へ』(写真)を新宿紀伊国屋で探した。長門裕之『待ってくれ、洋子』の隣に平積みで置いてあった。けっこう売れているよう…

イランは「中東の北朝鮮」ではない

テヘランの5月中下旬の気温は東京よりちょっと高めだったが、市内からは写真のように雪をかぶった山々が見える。イランというと砂漠で暑い国というイメージを持つ人が多いだろうが、首都テヘランは高地で、北に4000〜5000m級のアルボルズ山脈を控え…

「獅子吼」した佐々井師

サンプロの編集、私だけ早く抜けさせてもらって、午前2時前、編集所から会社に帰る。会社には、ディレクターが一人残って、別の番組の準備で朝までパソコンに向かっている。一つだけある折りたたみ式簡易ベッドで寝ていたら、5時ごろドヤドヤと人が入ってく…

佐々井師44年ぶりの帰国

写真家の山本宗補(むねすけ)さんから、佐々井秀嶺師の講演会の案内がきた。 佐々井秀嶺師とはインド仏教の頂点に立ち、インド仏教徒一億人を束ねる伝説の人だ。不可触賎民の仏教への集団改宗を率いたアンベードカル博士(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3…

時差ぼけのち天安門

今回、はじめて世界一周チケットというものを使った。日本−(ドイツ)−テヘラン−(ドイツ)−米国東海岸−日本とぐるりと地球を回り、かなり値段を下げられる。 遠いところの出張から帰ってくると、かならず「時差ぼけで大変でしょう」と気づかわれる。「ええ…

イランで会った有名キャスター

長い出張だった。イランと米国に出張して、夕方帰国した。 北朝鮮が核実験をしたため緊急特集を組むことになり、急遽、米国から素材を電送するなどせわしい動きになった。その素材を含め、今朝のサンプロで「緊急追跡 朝鮮半島激震 『再核実験』と『元大統領…

それでも衛星はまわっている

2、3年前のこと、公園に菊のような花が咲いていて、それが春菊と知った。八百屋でしか見たことがなかったので意外だった。春に咲くから春菊だという。種を買ってプランターに植えたら写真のようにちゃんと花をつけた。可愛い花である。 北朝鮮が打ち上げた…

戦争孤児だったさっちゃん

イランで捕まっていた米国籍のフリー記者が釈放された。 「イランの上訴裁判所からスパイ行為で執行猶予付きの有罪判決を受け、約3カ月半ぶりに釈放された米国人ジャーナリスト、ロクサナ・サベリさん(32)が12日、テヘランの自宅前で「両親と再会でき…

文学界新人賞にイラン人

国分寺市と国立市のさかいの「たまらん坂」を通りかかったら、たくさん人が集っている。忌野清志郎を偲ぶ人びとだった。道路端に花束が置かれ、ジュースの缶、カップ緬などもお供えされている。私はファンでもなく、知らなかったが、以前ここに彼の実家があ…

アジア人権人道学会がスタート

きょう、明治大学で「アジア人権人道学会」の設立大会があり、その報告会を聞きに行った。http://d.hatena.ne.jp/asiajj/ 去年12月14日の6団体合同集会が学会の設立準備だった。http://d.hatena.ne.jp/takase22/20081214 基本理念に、「アジア人権人道…

今年は山形の年―直江兼続

私は母の実家のある、今の山形県高畠町で生まれた。 昔は、嫁が里に帰って産婆さんを呼んで出産したからだ。 写真はJR高畠駅。新幹線で福島県から山形県に入ると米沢の次だ。とんがり屋根の積み木のような駅舎は、童話作家、浜田廣介からイメージしたという…

今年は山形の年―モンテディオ

連休で山形に帰った。畑にはリンゴの花が咲いていた。 今年は山形の年だという。そのココロは、「おくりびと」(映画)が脚光を浴びたこと、直江兼続が主人公のNHK大河ドラマ「天地人」がはじまったこと、そして「モンテディオ山形」(サッカー)がJ1に昇格…

覚りへの道16-超越欲求3

東京ではちょうど今、ヒメツルソバのピンクの花がさかりだ。荒れた土地でもどんどん増えていくこの草、ヒマラヤ原産と聞くと、可憐ななかに根性を感じる。 マズローは、近代心理学は病人の研究ばかりしていると批判し、それとは逆に「非常に優秀な人びと、最…

覚りへの道15-超越欲求2

雑草シリーズ、きょうはタツナミソウ(立浪草)。 15センチくらいの小さな草で、花が縦にそろって同じ方を向いている。それが立ち上がる波頭に似ているのでこういう名になったそうだ。原産地はシベリア。きれいな花なので、はじめは園芸種として持ち込まれた…

覚りへの道14-超越欲求1

写真は小さな川沿いに群生するムラサキハナナ(紫花菜)。 この花、よく見かけるのに、子どものころに見た覚えがないように感じていた。それもそのはず、『雑草ノオト』には「戦後急速に野生化したのは事実で、特に東京を中心として広がったようだ」と書いて…

意見広告をAFPが世界配信!

きょうは会社の全体会議だった。テレビ業界はここ数年経費削減が続き、我々制作会社も厳しい経営を迫られている。スタッフに経営状態を報告し、徹夜手当てを削り、雑誌や定期刊行物もやめるなど経費削減をスタッフにお願いしたうえで「がんばろう」と一杯や…

やった!NYタイムズに意見広告

「7人の会」の意見広告「あなたは北朝鮮という名の地獄を見過ごすのか」が、ついに28日の「ニューヨーク・タイムズ」に掲載されたとの知らせが入った。運動を始めて2ヶ月あまりで実現したのは、ひとえにたくさんの方々からのご協力のおかげです。 掲載された…

イヌフグリとオドリコソウ

見渡すとどこにも雑草が花をつけている季節だ。 十年ほど前のちょうど今ごろ、公園で数人のおばあさんが、かがんで足元の草を眺めていた。 「オドリコソウ、可愛いわね」「こっちは、ホトケノザがいっぱい」・・・ 「どれがオドリコソウなんですか」と尋ねた…

ICC裁判官 齋賀冨美子氏の訃報

新聞を開くと訃報が眼に飛び込んできた。 《戦争犯罪などを裁く国際刑事裁判所(ICC、本部=オランダ・ハーグ)で日本人初の裁判官を務めていた斎賀富美子(さいが・ふみこ)さんが24日、オランダの病院で心不全のため死去した。65歳だった。葬儀の日…

覚りへの道13-覚り体験4

鈴木大拙博士の話を続ける。 《たとえば、浄土宗だと南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と称えながら木魚を叩くだろう。ああいう工合にやっているというと、心理的に一つのユニフォーミティ・オブ・コンシャスネス(意識の統一)ができるのだな。波の動かないような…

覚りへの道12-覚り体験3

この前から一ヶ月も経ってしまい、どこまで来たか忘れてしまった。 おさらいすると、覚りの過程には、「覚り体験」という飛躍の段階があり、それは坐禅・瞑想の最中に起きるのではなく、例えば竹に石が当たった音ではっと覚るというように、外から刺激を受け…

今度は韓国の新聞に意見広告だ

きょうは、「意見広告7人の会」の今年3回目の記者会見だった。 「7人の会」からは、有田芳生さん、湯川れい子さん、勝谷誠彦さんと私が出た。ありがたいことに、忙しいなか横田滋さんと早紀江さんがわざわざかけつけて激励してくださった。お二人の言葉はウ…