2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日本には「抵抗」という文化がないのか

11月の晦日。うちの会社の年度末で、明日から新年度になる。年賀状も買わないとな。 近所の枝に最後の枯葉が残っていた。。・・・・・・・・・・ 「国境なき医師団」看護師の白川優子さんが、イラクのモスル近郊での状況をウェブサイトにアップした。 《病院…

五輪なんて所詮15日間のスポーツ大会

もう11月(霜月)も終わりだ。 いつのまにか、節気は立冬が終わって「小雪」(しょうせつ)。27日から次候の「朔風払葉」(きたかぜ、このはをはらう)。「朔風」は木枯らしのことだというが、今年はもう雪まで降って冬本番がはやそうだ。 ・・・・・・・・…

「私の苦悩には何ものかの意図がある」福島智

きょうの日曜美術館は水墨画の傅益瑤(ふえきよう、フーイーヤン)さんの特集だった。 「祭りの水墨画 日本と中国を結ぶ 傅益瑤(ふえきよう)の挑戦」 《中国で“祭りの水墨画”が注目を集めている。長いあいだ祭りが禁じられてきたからだ。作者は、日本の祭…

南スーダンが一番怖かった!

うちの会社は11月が期末で、税理士との打合せやらお金にかかわる用事が増える。きょうも融資の返済条件の変更で、ある金融機関に出かけてきた。 いま、会社はじまって以来最大のプロジェクトに着手している。こう書くと景気がよさそうなのだが、取材経費が…

駆け付け警護付与ありき

写真は海住山寺(かいじゅうせんじ)。奈良に近い京都府木津川市の山の上にあるお寺で、観光客も少なく、静かな時間を持てた。 http://www.kaijyusenji.jp/ なぜここに来たかというと、もと法相宗(ほっそうしゅう)のお寺だったことと、非常に強い「気」が…

吉永春子さんの「コーヒー代」

先週末は、森本喜久男さんとの打ち合わせのついでに、京都の秋を堪能した。 森本さんの報告会のあった法然院は今回初めて行った。哲学の道の近く、銀閣と南禅寺の間という観光地区にあるのだが、森の中のお寺という感じの静謐な雰囲気が保たれていて実によか…

13歳で拉致されたもう一人の日本人

きょうはめぐみさんが北朝鮮工作員によって拉致されて39年になる。 《新潟市で横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて39年となった15日、同市中央区の市民芸術文化会館で「忘れるな拉致 11・15県民集会」が開かれた。 めぐみさんの父・滋さんと母・早紀江さんは体調…

一匹の蝶としてはばたけ―ウォーラーステイン

今朝の朝日新聞朝刊に載ったイマニュエル・ウォーラーステインのインタビュー「トランプ大統領と世界」を興味深く読んだ。 ウォーラーステインを知ったのは、尊敬する思想家の渡辺京二が近代文明を論じるとき、資本主義分析を彼の学説に依拠していたからだっ…

大統領選挙とアメリカの時代の終わり

寒くなって、ナンテン、千両、万両など赤い実が目立ってきた。 通勤途中見かけたハナミズキ。赤い実が青い秋空に映えて美しい。 トランプの勝利は意外だった。 アメリカの新聞は圧倒的にクリントン支持だった。 《(アメリカ〉国内日刊紙の発行部数上位10…

「解放」された常岡さんを叱る

クルド自治区政府に拘束されていたジャーナリスト常岡浩介さんからきょう午後4時45分に「解放されました。元気です」と電話があった。首都エルビルの空港ですでに飛行機に乗っているという。 とりあえずよかった。ご心配いただいたみなさま、ありがとうござ…

拘束直前の常岡リポート―奪還された町

イラク政府軍がモスル市内に入ったとの情報。 《過激派組織「イスラム国」のイラクでの最大拠点、モスルの奪還作戦で、イラク軍の報道官によると軍の特殊部隊は1日、モスル東部の地区に入った。テレビ局を制圧しイラク国旗を掲げたという。》(日テレ) ・…

常岡さんの拘束理由はISメンバーの疑惑

いくつかのニュースを総合すると、常岡浩介さんを拘束したのはKRG(クルド自治政府)の治安部隊であることが確実になった。外務省は「イラクの日本大使館を通じて早期の面会を要望するとともに、適切な取り扱いを求めた」と説明。けがはしていないという…