2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

引越しのちテレビグランプリ

おととい、六本木のオフィスから引越し。 このオフィスには12年いた。 思い出がたくさんある。強烈なのは、最後の北朝鮮タブーと言われた朝銀のスキャンダルを暴いたときのこと。放送当日、オフィスが総連の抗議団に取り巻かれたことはすでに書いた。 http…

めぐみちゃん、元気にしていますか

20日、有田芳生さんの拉致問題委員会での質問について紹介した。 http://d.hatena.ne.jp/takase22/20101020 委員会の院内放送がビデオ録画で見られるのだが、不可解なことがあった。途中、短波放送「しおかぜ」で北朝鮮に向けて流された家族の肉声がカット…

マスコミと検察の暴走―他罰的な空気

23日のブログでは菅直人首相が大衆受けするパフォーマンスで、エイズ問題を捻じ曲げるきっかけを作ったとの指摘を紹介した。 アメリカから輸入した非加熱血液製剤で日本で1800人がエイズに感染、500人が死亡したとされる悲劇について、当時の政治家は―右も左…

最初で最後の拉致集会

きのう23日、東京都庁前の都民ひろばで、「北朝鮮による拉致被害者救出のための集い」が開かれた。特定失踪者の家族、関係者が全国から参集する初めての集会だ。 天気にもめぐまれ、たくさんの人―TBSは800人と報じていた―が参加した。 いろいろ、考…

マスコミと検察の暴走―菅直人首相の原点

菅直人氏が政治家として名を上げたのは、厚生大臣のときのいわゆる「薬害エイズ」問題での「謝罪」だった。 ウィキペディアの「菅直人」にはこうある。 《薬害エイズ事件の処理に当たり、当時官僚が無いと主張していた行政の明白な過ちを証明する“郡司ファイ…

マスコミと検察の暴走―弘中弁護士

安部医師は、マスコミと検察が共犯で極悪人に仕立て上げられたと言える。 村木厚子さんの事件は、マスコミが検察による証拠改竄を明らかにした(朝日新聞のスクープだった)のだが、はじめ、マスコミは村木さんがクロだという検察からのリークを垂れ流したの…

有田さんの拉致初質問

きょう、有田芳生さんが初質問した。 舞台は拉致問題特別委員会。 金賢姫の「もう一人の日本語教師」は1960年に行方不明になった木村かほるさん(写真)という「特定失踪者」ではないかという質問にはじまり、中国の領事館に保護された脱北者が2年も中国政府…

マスコミと検察の暴走―「薬害エイズ事件」

検察やマスコミが、事実をゆがめて「悪人」を作り出し、その人間を社会から抹殺しようとする―村木厚子さんの事件は、その恐ろしさを浮き彫りにしたが、ここでぜひお薦めしたい本がある。 村木さんの主任弁護人、弘中惇一郎氏が編著の『安部英医師「薬害エイ…

政府よ、尖閣問題で逃げるな

尖閣諸島領有権の問題で、外務省がホームページで新たに「尖閣諸島に関するQ&A」というコーナーを8日から設けた。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/qa_1010.html 実は、このコーナーの設置は、共産党から追及されてのことだという。情けないで…

命もいらぬ、名もいらぬ

検察の横暴の話は続くのだが、ちょっと閑話休題で、昔のすごい人の話をしたい。 最近、歴史を振り返ると、つくづく、日本には立派なリーダーがいたことに気づく。今の覚悟の据わらない政治家たちをみるにつけ、感心させられることが多い。 ことに国難に見舞…

検察、警察の闇は拉致事件にもおよぶ

検察の横暴といえば、三井環(みつい・たまき)事件がある。 これもやはり大阪が舞台だった。大阪高検公安部長という最高幹部だった三井氏は、検察の裏金システムを実名で告発する決意をした。 警察の裏金問題については私も取材したことがあり、このブログ…

どこまでも波及する証拠改竄事件

厚生労働省局長の村木厚子さんの冤罪がはっきりした郵便不正事件だが、無罪判決のあとになって検察による証拠改竄が明るみに出、社会に激震を与えている。 前田恒彦主任検事が証拠隠滅容疑で逮捕され、おととい起訴された。大坪弘道特捜部長と佐賀元明副部長…

スイス留学の金正恩は開明派?

10日、軍事パレードでの金正日は驚くほど弱っていた。 手すりにつかまってようやく歩く金正日を見て、党代表者会が延期された理由が彼の健康問題だったのだと納得できた。また、北朝鮮での権力移譲が相当なスピードで進んでいることを予想させた。 実は、…

北朝鮮に劉暁波はいない

中国の人権抑圧は二重構造になっていると私は理解している。 劉暁波(リュウギョウハ)氏らのような政治的民主の拡大に関わるものと、チベット族やウイグル族などの民族自決に関わるものと。 天安門後に国外脱出した漢族の民主活動家が、チベットの民族自決…

中国人初のノーベル賞を祝す

すばらしい!最初の中国人ノーベル賞受賞者が、政府と闘う人物だとは。 獄中の活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏がノーベル平和賞を受賞した。共産党一党支配を批判し、法の支配と人権尊重を求める「08憲章」を起草し広めたとして今年2月、「国家転覆煽動…

千島は全て日本領

北方領土問題には、多少、因縁がある。 1989年、私は北方四島の一つ、国後(くなしり)を日本のテレビとしては初めて取材した。これを放送したのは、櫻井よしこさんがキャスターをしていた日本テレビの「きょうの出来事」である。http://d.hatena.ne.jp/…

日本共産党が尖閣で主張

尖閣列島での中国の対応には、中国に警戒心を持っていたつもりの私も、あそこまでやるのかと驚いた。 しかし、考えてみれば中国にとっては、これまでも繰り返してきた、当然の行為なのだ。 私が東南アジアに常駐していたころ、ベトナムやフィリピンが占拠し…

まさかの友こそ

近所に立派な栗の木があり、大きな毬(いが)をつけている。 出勤途中に見るのが楽しみである。 子どものころ、山の中で、青い毬を足でむいて生で食べたことを思い出す。まだ青い熟していない栗だ。爪で渋をこそいで食べるのだが、これがうまかった。 秋風の…