2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日本も共同親権へ2

前回、フランス上院が日本のハーグ条約加盟を要請するよう決議したことを紹介したが、去年6月と11月には、日本人の元妻が連れ去った子どもに会えないと、フランス人男性2人が自殺しているという。 我々日本人があまり知らないだけで、日本人による子どもの「…

日本も共同親権へ

先日、こんな記事が新聞に載った。 《フランス上院は25日、国際結婚で生まれた子の親権争いの解決ルールを定めた「ハーグ条約」への早期加盟を日本に求める決議を賛成多数で可決した。同条約は、国際結婚で生まれた子の親権争いが起きた場合、子を元の居住…

右翼と左翼の「統合」7

右と左の「統合」などというと、まるで夢物語のように思われるかもしれない。 しかし、「世界中に、リベラリズムと保守主義の最善のものを結合する、よりバランスの取れた包括的な政治学を見出したいという、驚くほど強い願望がある」という。そして、ブッシ…

就活中のみなさんへ―道具は走りながら拾う

きのう、文部科学省が発表したところでは、今春卒業見込みの大学生の就職内定率(昨年12月1日現在)は過去最低の68・8%だったという。 このままにしておくと、税金も年金も健康保険料も払えない若者が大量に出てきて、今の社会の仕組み自体が維持でき…

右翼と左翼の「統合」6

世話になった先輩がきのう急に亡くなった。 今日、彼と霊安室で十数年ぶりで対面してきた。尊敬とある意味畏怖の対象だった人が、花の中にぽつんと埋まっていた。とても小さく見えた。 途中下車して飲んで帰ってこれを書いている。つくづく人は「現象」だと…

北朝鮮情報を電子書籍で

朝日新聞の夕刊で「メディアの激変」を連載しているが、きのうは、電子書籍に関して石丸次郎さんの取り組みを伝えていた。 《報道の世界でも可能性が広がる。アジアプレスのジャーナリスト石丸次郎さん(48)は、北朝鮮で暮らす取材パートナーの朝鮮人の写真…

テレビに夢を託せるのか2

いまは凋落のメディアともいえるテレビだが、日本で放送がはじまって間もなくのころの雰囲気はとてつもなく前向きだったようだ。 黒柳徹子が去年こんな文章を朝日新聞に載せている。 《勢いで飛び込んだ創生期のテレビの世界ですけれど、その頃、アメリカか…

テレビに夢を託せるのか

『週刊ダイヤモンド』の1月15日号の特集は「新聞・テレビ 勝者なき消耗戦」だ。 最近、経済誌でマスコミの現状を扱うことが増えているが、どんどん激しい内容になってきている。この特集記事も「崖っ縁でもがく二大メディア」、「衰退する新聞の壮絶バトル」…

右翼と左翼の「統合」5

政治的志向を見る場合、右翼vs左翼ともう一つ、「自由」翼vs「秩序」翼があるという。 両者を結びつけると、政治志向は、大きく4つに分類される。 1)自由な右志向 2)秩序ある右志向 3)自由な左志向 4)秩序ある左志向1)「自由な右志向」とは、経済…

右翼と左翼の「統合」4

興福寺創建1300年記念の「阿修羅像」のカレンダーを壁にかざる。 東京に阿修羅像が来たとき見に行ったが、いい表情である。さて、あなたが不幸なのは社会(環境)のせいか、あるいは、あなたが努力しないためか、 こういう発想の違いが左派と右派を分けると…

今年はと思ふことなきにしもあらず

今年の正月は家でゆっくり過ごした。 2日には谷保の天満宮に初詣に行った。よく晴れて気持ちがよい。おみくじは「小吉」。このくらいでちょうどいい。 届いた年賀状で楽しませてもらった詩や警句をいくつか紹介しよう。今年はと思ふことなきにしもあらず(正…

楽しく生きよう2

年末、いただいたお便りに、ある詩が紹介されてあり、一読して、ああ、いいなあと心にすっと入ってきた。きっと元気を出すようにと贈ってくださったのだと思う。ありがたいことである。最近悩み多いことが続いており、人の好意が身にしみる。 『悩める人々へ…