2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
6月も後半にはいったある朝、朝日新聞の読者の投稿欄に、「私を介護する91歳母に感謝」という手紙が載った。 最近、介護に関する番組を多く手がけていることもあり、タイトルに目がとまった。書いたのは栃木県在住の69歳の女性である。 5歳で脊椎カリエスを…
金賢姫は、日本テレビの23日のインタビューで、少女時代の自分の写真を見せられた。 彼女はそれを見て、パっと明るい表情になった。だが、驚いた様子はなかった。実は、彼女はすでに私たちが制作した番組を観ていたのである。 http://d.hatena.ne.jp/takase2…
23日、帝国ホテルでNHKと日本テレビがそれぞれ金賢姫の単独インタビューを行った。 日本テレビはインタビューで金賢姫に一枚の写真を示した。それは、きのうのブログで紹介した、1972年に読売新聞が撮った花束少女の写真で、韓国の代表団に歓迎の花束を渡…
金賢姫が韓国代表団に花束を贈呈したという72年の南北会談の取材には、「赤旗」の他に日本から読売新聞取材班(3人)も来ていた。花束の少女たちを、別角度から撮ったのは、読売写真部の故三石英昭氏だった。 その写真を早くに表に出せば、謀略論争など一年…
後に「赤旗」を離れ、フリーのジャーナリストになった萩原遼さんが、平壌特派員時代に撮った「金賢姫らしい少女」(『グラフこんにちは』88年3月6日号)。 花を持ち、うつむいた少女の写真は大反響を巻き起こした。場所は、平壌郊外のヘリポートで、到着した…
今から思えば、不思議な感じさえするのだが、大韓航空機爆破事件(87年11月)の直後には、この事件自体が、韓国の情報機関の仕組んだものではないかという謀略説が影響力を持って広がっていた。私もどちらかといえば、謀略説に傾いていたほどだ。 ちょうど韓…
24日のTBS報道特集で特定失踪者を扱っていた。 22日、金賢姫を囲んで中井大臣や国会議員が夕食会をやってるホテルに特定失踪者問題調査会の荒木和博代表が、行方不明になった人たちの膨大な写真をもって、金賢姫に見てもらいたいと押しかける。 田口八重…
金賢姫元工作員が帰国した。 今回の来日については、さまざまな意見があろう。だが、拉致問題の解決をめざして最も献身的に運動している人々の間でも、驚くほどの評価の違いが出た。 まずは、「救う会」の西岡力会長。金賢姫の来日には大きな意味と成果があ…
金賢姫来日について、どのチャンネルでも、軽井沢のリポーターもスタジオもともに、注目すべきは「金賢姫元工作員が田口八重子さんについて(あるいは、めぐみさんについて)どんな新証言をするのでしょうか」の一点に集中している。 そして決まったように、…
金賢姫の「北朝鮮の意思を尊重」発言は、実は、拉致問題の解決をめぐる根本問題に関わっている。 これに、三浦小太郎さんがすぐに反応し、21日の朝8時前に「守る会」HPに論評をアップしている。的確なポイントを鋭くつきながら、同時に、運動の最前線にい…
金賢姫元工作員が、きのう軽井沢の鳩山家別荘に入って以来、大報道が続いている。 この来日については、さまざまな立場からの意見があるだろう。 政府としては、これだけ大きな話題を作って拉致問題に関心を向けることができたと評価するかもしれない。きょ…
きょうの暑さは格別だった。 カーッと太陽が照りつける中、タマスダレが咲いていた。しとやかな感じだが、人間にとっては毒草で、ノビルと間違えて食べると大変なことになるそうだ。たしかに葉はノビルそっくり。ノビルで思い出した。 脱北者のIさんの家で、…
局地豪雨のニュースが流れる一方、梅雨明けだそうである。 よく晴れて暑い一日になった。太陽の下でアサガオが花を大きく開いている。アサガオを見ると、夏休みを思い出す。子どものころアサガオを育てて観察記録を書いたりしたなあ。 さて、「守る会」ホー…
この間、せわしくてまともに新聞も読んでいなかった。 投票数日前に、オフィスでテレビをつけたら、中東問題の研究家として知られた大野元裕さんが出ていて立候補しているのをはじめて知った。それほど、ニュースについて無知だった。 そんな中でも、ちょっ…
このごろ、ツユクサをよく見る。小さいが鮮やかな青である。かつては、賃貸のアパートやマンションは、高齢者を店子にするのを嫌がり、入居が難しかった。 そこに「高円賃」(高齢者円滑入居賃貸住宅)という登録物件ができ、高齢者も賃貸で入れるようになっ…
きのう、テレビ東京『ガイアの夜明け』で「自由、安心に暮らしたい〜“シニアの住まい”広がる選択肢〜」が放送された。 この制作に忙殺され、ブログを更新できなかった。オフィスで泊る夜も多かったし、スタジオで完全徹夜もあった。げっそりやせたのが自分で…