2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
タイの民主化運動は山場を迎えつつある。 7年もタイに暮らしたので、他人ごとではない。 追いこまれたプラユット首相は国会で、憲法改正論議をはじめてもいいと、一見「妥協」したかのような姿勢を見せたが、若者たちは「まやかし」だとして矛を収める気配が…
きのう浅草に用事があったので、浅草寺に寄った。 外国人ツーリストがいないので閑散としていた。 鬼海弘雄さんを偲んで宝蔵門へ。仁王像があるので仁王門ともいう。鬼海さんは、境内の朱の壁を背景にポートレイトを撮ったが、その撮影現場の一つがこの壁だ…
週末、すごいドキュメンタリーを2本観た。 NHKスペシャル「世界は私たちを忘れた~追いつめられるシリア難民~」(24日)とNHKBSで放送された「グレートヒマラヤトレイル4 カンチェンジュンガ “五大宝蔵”を求めて」だ。 前者は、テレビの報道ドキュ…
思い返せば、鬼海弘雄さんとのお付き合いは、わずか3年にすぎない。 私のこのブログで最初に鬼海さんが登場するのは4年前、2016年4月のことだった。 takase.hatenablog.jp そこでは鬼海さんの写真よりむしろ文章のすばらしさについて書き、続いて鬼海さんの…
中国の映像チームがつくった鬼海弘雄さんの紹介動画。鬼海さんは中国でも注目され、写真展も開かれている。 動画は鬼海さん自身が解説していてよくまとまっている。「情熱大陸」の映像も一部見られる。 www.facebook.com ・・・・・・・・・ 鬼海弘雄さんが…
多摩川の土手にあるサイクリングロード。 きょう鬼海さんを偲んで自転車で行ってきた セイタカアワダチソウの群生が夕陽に金色に染まっていた。 鬼海弘雄さんは、体調を崩す前、ここでよく自転車をこいでいた。 鬼海さんは」数年前、お知り合いから自転車、…
尊敬する写真家、鬼海弘雄(きかいひろお)さんが亡くなった。 先月26日に、入院中の鬼海さんと電話でお話したばかりだったので、まさか、と信じられなかった。 そのときも、「良くなったら、もう一度、東京の町の風景を撮ろうと思っています」とおっしゃっ…
香港の変化は予想よりもはるかに急速に進行している。 きょう夜9時からNスペで『香港 激動の記録~市民と“自由”の行方』が放送されたが、英国に逃れた活動家と今も取材にあたる学生ジャーナリストがともに、「香港がこんなに速く変わってしまうとは思ってい…
近くの古墳シリーズ。 土がこんもりと盛り上がっている 国立市役所近くの南武線踏切の南にある石塚古墳。 よくまあ、こんな住宅地の一角に・・・。 ネット情報では、1993年に国立市が実施した地下レーダー調査により、片袖型横穴式石室と周溝の存在が確認さ…
気になったニュースいくつか。 きょうの『朝日新聞』朝刊が一面トップで、新疆ウイグル自治区での宗教弾圧を報じた。 記事によると、「オーストラリアの研究機関は、衛星写真などで調べたモスクの60以上%が破壊されたりダメージを受けたりしたと指摘」してい…
8日から節季は「寒露」。朝晩の冷え込みで草の葉に露がつくころ。 9月末、山形に帰ったとき、早朝は濃霧だった。東北は秋がはやい。青森の酸ヶ湯温泉で八甲田の紅葉のピークは10月中旬だと言われた。 全山が染まるとのこと。今頃はさぞ美しいだろう。 ナナカ…
台風が列島から遠ざかり、連日の雨がようやく上がったので、久しぶりに自転車でまち歩きに出た。 あちこちで金木犀の甘い香りがただよう。すっかり花を落として地面が鮮やかな橙色になっているところも数か所通った。 行き先を決めずにペダルをこいで国立市…
きょうは、フォトグラファー小松由佳さんのトークショーで、恵比寿の「めぐたま」食堂へ。 megutama.com 先日出版された『人間の土地へ』(集英社)についての話を聞いた。 小松由佳さんとは3年前、彼女が子連れでヨルダンのシリア難民を訪れた取材行をドキ…
ここ10年、20年の宇宙物理学や量子論の発展はすさまじく、毎年、ノーベル物理学賞の発表が楽しみだが、ことしは、ブラックホールに関する研究で3人が受賞した。 英オックスフォード大学のロジャー・ペンローズ博士(89)は、理論面での貢献で、アインシュタ…
「総合」と「俯瞰」で理由隠蔽し (長崎県 張本雅文) 学術会議任命拒否問題で、政府は拒否の理由を説明できないでいる。いや、説明できないというより、説明しない。 理由を明らかにしないということは「恣意的」と同義になる。 《日本学術会議が推薦した会…
きのう、横田めぐみさんは56歳の誕生日を迎えたが、早紀江さん(84)は記者会見で、《「めぐみは、北朝鮮のどこで、どんなふうに誕生日を迎えているんだろう。いつも主人とささやかなお誕生日をしていたんですけど、今年は本当に寂寥感というか、寂しい」と…
菅義偉内閣のめざすものが見えない。 携帯料金の値下げやら不妊治療への支援やら、超個別的な政策をポツポツと挙げるだけ。 この日本をどうするのか、コロナ禍をいかに克服しようとしているのか、大きな方針がいっこうに示されない。「三密を避け、注意して…
トランプ大統領と夫人がコロナ陽性と判明したそうな。 コロナ陽性のヒックス氏(ホワイトハウス広報部長)とこれではうつるでしょう。 コロナなんか大したことない、マスクなんかいらないとウイルスを軽視した指導者たち(ブラジルのボルソナロ大統領、ベラ…