2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

米軍の敗戦処理を構想せよ

アフガン情勢はますます末期的な様相になってきている。 以下ニュースから; 1《アフガニスタン南部で27日に爆弾事件が相次ぎ、同国駐留米兵8人が死亡した。10月のアフガン死亡米兵はこれで58人となり、2001年10月のアフガン軍事行動開始以来…

国境なき記者団からの手紙

すでにお知らせしたように、今月19日にフランスの『ル・モンド』紙に、拉致問題の解決を訴える意見広告を出した。http://jinken.asia/ フランスの人気雑誌の記者がコンタクトしてきたり、反響がいろいろあった。あの「国境なき記者団」からもメールが届いた…

トイレの世界標準6

数年前、東京湾に注ぐ川、「荒川」の番組を作った。 歴史を辿ると、この川の水上運送は非常にさかんで、世界一の大都市、江戸の暮らしはこの川に依拠するところが大きかった。源流近くの森からは木材が、平野部の農村からは穀物などの食糧が運ばれてきた。そ…

先週のニュースから

ゆうべ、新宿三丁目の「薩摩おごじょ」で有田芳生さんと久しぶりに飲んだ。 入ると「おさいじゃったもんせ!」(いらっしゃいませ)と声がかかる。 去年、ジン・ネットが制作協力したフジTVの「なでしこ隊」http://www.fujitv.co.jp/nadeshiko/story.html…

「空飛ぶタイヤ」がグランプリに

きのう、我々の業界団体ATP(全日本テレビ製作者連盟)の「ATP賞テレビグランプリ2009」授賞式があった。 ドラマ部門、ドキュメンタリー部門、情報バラエティ部門のそれぞれの最優秀作品から、ATP会員社と審査委員の投票で、年1本のグランプリが決まる…

皇后美智子とアフガン

皇后美智子が75歳の誕生日にあたり、1年を振り返っての感想を文書で発表された。 その内容は、金融危機、新型インフルエンザ、核廃絶からアフガンにまでおよんでいる。 《丁度昨年の今頃、世界的な金融危機が生じ、日本においても経済の悪化に伴い、大勢の…

形を変えた拉致=「帰国運動」

これは10日、横田夫妻の講演会の日に撮った写真だ。駅の改札でお別れのとき、娘たちにつられて早紀江さんもピース。思わず笑ってしまう「ベスト・ショット」だった。さて、拉致問題解決を訴える意見広告が、ついにフランスの新聞『ル・モンド』紙19日付…

駐輪場は古代道だった

今週の月曜(体育の日)の夜、NHK−BS2で、ジン・ネット制作協力の番組「古代日本のハイウエー〜1300年前の“列島改造”〜」が放送された。番宣は− 《今から千数百年前、総延長6300kmにも及ぶ4車線相当(幅12m程)の巨大道路ネットワークが敷かれていた!…

横田さん講演会の日に

きょうは、娘の通う高校でPTA主催の横田夫妻の講演会が開かれた。 妻が学校のPTAで担当になっていたので、私も手伝いに行った。 校門の少女像の前で記念写真を撮る。 お元気そうだったが、きのうは中川昭一元財務相の葬儀、きょうに続いて明日も講演会…

人生を変えた「ザ・スクープ」

きょう、テレビ朝日の『ザ・スクープ』20周年の夕べがあった。 写真は、鳥越俊太郎氏を囲む歴代女性キャスター6人のうち4人。右から田丸美寿々、畑恵、麻木久仁子、長野智子の各氏。(鳥越氏が持っている遺影は、初代プロデューサーの故日下雄一氏) 毎日新…

トイレの世界標準5

先日、ある幼稚園で、子どもたちに和式トイレの使い方を教える講習会をやっているという記事を読んだ。和式を見たことがない子どもも多いという。トイレの変化はそれほどすさまじい。 私の子どものころは、どの家も、いわゆる落下式の和式、それも全体が穴に…

ついにイラク空輸情報を開示

今朝の「東京新聞」一面トップは「イラク空輸情報開示」のスクープだった。 《防衛省は情報公開法に基づき、航空自衛隊がイラクで行った空輸活動を記録した「週間空輸実績」を請求者に開示した。陸上自衛隊が撤収した2006年7月以降の空輸活動で、昨年、…

日本の雇用はどうなる2

きのうのNHKスペシャル「セーフティーネット・クライシス vol.3しのびよる貧困 子どもを救えるか」はショッキングだった。以下は番宣より。 《経済危機が深刻化する中、大量解雇の波は、非正規労働者ばかりか正社員にまで及んでいる。世帯主の失職の影響…

日本の雇用はどうなる

玄関灯の中にヤモリがいた。東南アジアではヤモリを見慣れていた。家の天井には常時複数のヤモリが這い回っていたものだ。そんな暮らしが長かったせいか、日本でヤモリを見るとうれしくなる。このヤモリ、微動だにせず、灯りに寄ってくる虫をじっと狙ってい…

蓮池薫さんの受賞式にて2

1989年、北海道新聞が西側報道機関としてはじめて北方領土、国後島を取材し話題を呼んだが、私はそれに続いて、テレビで初めて本格的な取材を行った。 外務省は私たちの動きを察知し、「我が国の領土にソ連のビザで行くとは何事だ!」と激怒。後で知ったのだ…

蓮池薫さんの受賞式にて

第八回「新潮ドキュメント賞」に、拉致被害者、蓮池薫さんの『半島へ、ふたたび』が選ばれた。 《ボートで運ばれながら、殴られて腫れ上がったまぶたのすき間から見た最後の日本の姿は、故郷柏崎のほんわかとやさしい夜景だった。その二日後、北朝鮮に着いて…

トイレの世界標準4

トイレは清潔であってほしい。 これは快不快の感覚だけでなく、病気の感染源になるなど健康にも関わる問題だ。私はそれぞれの国のトイレの清潔度は、民度のバロメーターの一つと思っている。 東南アジアでは、タイが清潔さで頭ひとつ抜けていると思う。田舎…