「7人の会」の意見広告「あなたは北朝鮮という名の地獄を見過ごすのか」が、ついに28日の「ニューヨーク・タイムズ」に掲載されたとの知らせが入った。運動を始めて2ヶ月あまりで実現したのは、ひとえにたくさんの方々からのご協力のおかげです。
掲載されたのは9面で、8面の国際面の向かいという絶好のポジションだった。http://www.jinken.asia/
ニューヨーク・タイムズは、週日でも日曜版のようなスポーツや文化などの別版があって、そっちに載ると目立たなくなると心配していたのだが杞憂に終わった。タイミングも最高で、26日から北朝鮮人権週間がはじまって3日目のど真ん中。日本の家族会からは飯塚さんと増元さんが渡米中だ。さっそく、これを読んだアメリカ人数人から励ましのお便りがサイトに寄せられた。
そんななか、またまた北朝鮮が恫喝してきた。
《北朝鮮の外務省報道官は29日、国連安全保障理事会の制裁委員会が資産凍結の対象団体を指定したことなどに関連し、安保理の謝罪がなければ、核試験や大陸間弾道ミサイルの発射試験などを含む「追加的な自衛的措置」をとるとの声明を出した。
北朝鮮が今月5日のミサイル発射後、核実験の実施に触れるのは初めて。
声明はまた「軽水炉型原発の建設を決め、その工程として核燃料を自ら生産するための技術開発を遅れることなく始めるだろう」とも警告した。朝鮮中央通信が伝えた》(朝日新聞)
核実験、こんどもほんとにやるのではないか。これでも専門家は、北朝鮮は本気で核・ミサイルを開発しているんじゃなくて、アメリカにかまってほしくてラブコールしているだけだ、と解説するのか。事態はどんどん危ないところに向かっているのだが。