2014-01-01から1年間の記事一覧

安倍独裁に沈黙する自民党

雨が止んだので傘を持たずに外に出たら、ザーッときてずぶぬれになった。 どんよりとした空の下、ルリマツリの花がすがすがしい。 ・・・・・ きのう映画『収容病棟』(監督:王兵ワンビン)が封切りになり、さっそく観に行った。 http://moviola.jp/shuuyou…

なし崩しで集団安保までOK

今年も「世界報道写真展」に行ってきた。 5754人のプロの写真家から、9万8671点の応募があったそうだ。 その狭き門をくぐり抜けて今回選ばれたのは53人の写真家の作品。 大賞には米国のジョン・スタンマイヤー氏が、アフリカ・ジブチ共和国の出稼ぎ労働者を…

不幸は自らが選んだもの

月末で資金繰りに追われて帰宅したら、高校時代の友人T君から送られてきたさくらんぼがあった。 うれしいねえ。我々は桜桃(おうとう)と呼ぶが、その季節になったのか。 味わっていると、テレビで、人口減少率の高い県は、上から秋田、青森、山形の順だと…

立憲主義とは

日曜22日は「Mrサンデー」で振り込め詐欺の最新手口の特集の放送だった。 それで週末は編集のため、フジテレビに詰めていた。 お台場は観光名所で外国人も多い。まるでSFの未来都市のような風景が広がっていて、ふとここはどこの国なのかと不思議な感覚…

集団的自衛権とTPPはバーターだった?!

日本がワールドカップ初戦で負けたことで、いま取材中の企画の放送予定が繰り上がる可能性が出てきて、がぜん忙しくなった。 日本が勝ち続ければ、サッカーの話で番組が埋まる。だが、金曜のギリシャ戦で負けたらサッカー以外のネタを用意しなければならない…

サッカー選手が内戦を止めた国

きょうは「父の日」ということで、久しぶりにかみさんと二人の娘とそろって夕食をとる。 娘にもらったのが、写真の花(ヒマワリとバラ)と好物のカリントウ。ありがたい。誕生日を含めてこういうお祝いがあると、これで最後かなといつも思う。一日一日を大事…

集団的自衛権をめぐる民意

きのうよく晴れたと思ったら、昼過ぎ、西の方からにわかに空が暗くなった。 写真の手前では陽が照っているのに、向こうの空がみるみる黒くなっていく。曇っていく勢いがあまりにすごいので、空を見上げる人も多かった。 その後30分もしないうちに土砂降り…

「乳児を抱く母親」は米艦船には乗っていない

今夜駅からの帰途、ふと見上げるとまん丸い月が出ていた。 このところ雨が続き、月が見れずにさびしかったから、よけいに美しく見えた。 ・・・・・ 「時期ありきではない」と言っていた安倍首相だが、スケジュールはとっくに決めていたらしい。 《安倍晋三…

ミスターXは命がけだった

ベンチに人の影が・・。と思ったら、女性の彫像だった。 ここは国会図書館。新聞検索が無料なのとあらゆる雑誌の記事検索ができるのがいい。食堂で昼食も食べて長居してしまった。 ・・・・ 桂宮親王が亡くなった。 天皇陛下のいとこだとニュースで知った。…

全体主義の外交とは

野菜が高いので、近くの農家の販売所で買うことが多い。 大根もブロッコリーも100円で助かる。いつもは無人で、それぞれ買った分だけお金を備え付けの空き缶に入れるのだが、先日農家の70過ぎのおじさんに会った。 いつも美味しくいただいていますと話しかけ…

70年代、拉致をするのは韓国だった

もうすぐ夏至だ。陽射しが強い。 ついこないだ取り壊された家の跡地に雑草が勢いよく繁茂している。この空き地だけで何種類の植物が生えているのか。 みな一緒くたに雑草というけれど、雑草とは何だろう。人間にとって役に立たないということだろうが、けっ…

天安門の亡霊に怯える中共

きょう北海道で37.8度(音更(おとふけ)町)の観測史上最高気温を記録したという。 朝の気温が7度だったそうだから、一日の気温差は30度にもなる。真冬にバンコクに行くようなものか。年配の人にはこたえるだろうな。 写真は八重咲種のドクダミ。ゴー…

半世紀前の冤罪事件

暑い。きょうは半袖シャツにした。 映画『SAYAMA 見えない手錠をはずすまで』を観てきた。 「50年 殺人犯というレッテルを背負いながら、泣き笑い怒り、日々を凛と生き抜く夫婦の物語!」http://sayama-movie.com/ 狭山事件は1963年、東京オリンピッ…

拡大解釈される集団的自衛権

オフィスの近くの空き地に自転車が放置されている。 その周りに茂るドクダミが花をつけて、ちょっとシュールな光景が出現した。そろそろ梅雨になる。きょうは月末を控えて、厳しい資金繰りに何とか手を打たないといけない。 恥ずかしながら、支払いを先に延…

王様は向こう側?

プランターに可愛い花が咲いているなと思ったら、かみさんが今年はサヤエンドウを植えたのだという。 花が終わるとたちまち実がついたので収穫。大きさは全然違うが、花の感じがスイートピーに似ている。スイートピー、ピーというからにはマメ科だから当たり…

タイのクーデターは「お墨付き」なし?

夕方、近所を歩いていたら、道端に月見草が咲いていた。 はやいな、もう夏か。 ・・・・・ タイは結局クーデターになってしまった。 《(首相の)インラック氏のほか、タクシン氏の一族やタクシン派指導者を多数含む計155人に出頭を命じ、許可のない海外…

1977年に拉致を報じた朝日新聞

タイの政治混乱に、ついに軍が乗り出した。 《タイのプラユット陸軍司令官は20日朝、テレビを通じて同日午前3時(日本時間同5時)にタイ全土に戒厳令を発令し、治安対策の全権限を握った。陸軍は、法律に定められた治安対応であり、憲法を停止して権力を…

1F所員の9割が逃げていた!

朝日朝刊一面トップで吉田調書入手のスクープ記事が載った。 事故直後、福島第一からなんと9割もの所員が指示を無視して福島第二まで逃げていたというのだ。 彼らは吉田所長の指示で戻るのだが、それがもう少し遅ければ、私はいま東京に住んでいられなかった…

鼻血の子どもは増えていないけれど

きのう、1時間ほど国分寺の史跡付近を散歩した。 「緑のぶんじフェスタ」をやっていて、人出が多かった。崖線(ハケ)の湧水の水が小川となって流れ、遊歩道になっている。カラーの白い花が清流に映えて美しい。 ・・・・ 話題の漫画「美味しんぼ」がどう終…

福島県産の農産物はどこまで安全か

今朝の朝日新聞日曜版グローブに、先日紹介したブログ「鼻血漫画をバネにして進めるべきこと」の坪倉正治(まさはる)医師(南相馬市立病院非常勤医)が大きく写真入りで載っていた。 http://globe.asahi.com/breakthrough/2014051500002.html 記事タイトル…

レトロな人形町を楽しむ

きょうもよく晴れて暑くなった。 朝から国会図書館で調べものをして食堂で昼食。午後2時半、「キトラ古墳壁画」展を観に上野の国立博物館へ。 近づくと門の前に人だかりが・・・。掲示板に、入場規制で「館内に入るまでに100分、壁画までにさらに30分かかり…

原発事故による生活破壊にもっと関心を

モチノキの若葉がきらきら輝いている。 日増しに陽射しが強くなり、木々の葉に生命力を感じる。きのう読んだのは「美味しんぼ」の今週号。きょうは、もっとも物議をかもした先週号を読んだ。 福島取材を行っている主人公の山岡が、「最近ひどく疲れて」とも…

福島県の子どもたちが自信を持って暮らしてほしい

咲き誇るマーガレット。 朝、駅に行くとき通る園芸好きのお宅の庭先で撮った。 花言葉は「恋占い」。好き、嫌い、好き、嫌い・・と呟きながらマーガレットの花弁をむしるなんてことは、今の女の子はもうしないのかな。 ・・・・・ 安倍首相の記者会見をライ…

「美味しんぼ」を閣僚が5人も批判

青空にそびえる杉の大木。 ながめているだけで気持ちが大きく安らかになる。 このところ上着のいらない気温の高い日が続いて、夏に向かっていくのを実感する。 ・・・・ 朝鮮総連の不服申し立てが却下された。 競売にかけられた朝鮮総連中央本部の土地・建物…

朝鮮総連の対メディア圧力の問題が国会へ

きのう、衆議院の「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」で興味深い質問があった。 去年暮れ、このブログで書いた、朝鮮総連が日本の大手メディアの報道に対するコントロールを強めているという問題だ。 d.hatena.ne.jp http://d.hatena.ne.jp/takase…

公明党はどこまでがんばれるのか

大学の同窓生の女性と、なんと40年近くぶりに会う機会があった。 外資系法律事務所のバリバリの弁護士で、いま三回目の結婚で旦那とうまくやっているという。静かなお嬢さんだった当時の彼女とは大分ギャップがある。 「思えば遠くへ来たもんだ」と彼女は言…

領有権では譲らない中国

真っ青な空、山法師の葉に陽が透けて美しい。初夏の日差しだ。 日の経つのがはやいのは、月の満ち欠けで実感する。ついこの間新月だったのに、きょうはもう上弦の月。 このところ、大きめのトラブルもありかなり「困難な」局面に入っている。なるべく自然と…

ミナマタを観た連休

きのう3日、池袋の「床屋ギャラリー」で桑原史成さんの写真展に行った。 ここは小さな床屋のスペースで、週末だけ場所を提供している。 http://tokoyagallery.blogspot.jp/ 今年の第33回土門拳賞に桑原史成さんが選ばれ、これから各地で受賞記念写真展が予…

拉致犯が起訴されなかった宇出津事件

きょうは八十八夜だ。 立春を一日目として数えて88日目だという。 私の年代だと、反射的に♪夏も近づく八十八夜、トントン・・と手拍子とともに文部省唱歌を口ずさんでしまう。 お茶を摘むのに良い時期だというが、きょうお茶を飲むと長生きできるとされる…

認定拉致事件第一号「宇出津事件」の現場

写真は、石川県能登町宇出津の「舟隠し」と呼ばれるところだ。 政府認定の拉致事件では一番早い「宇出津事件」で、1977年9月19日、久米裕(くめゆたか)さん―東京都三鷹市でガードマンをしていた―が潜入してきた北朝鮮工作員に身柄を引き渡された現場である…