公明党はどこまでがんばれるのか

takase222014-05-09

大学の同窓生の女性と、なんと40年近くぶりに会う機会があった。
外資系法律事務所のバリバリの弁護士で、いま三回目の結婚で旦那とうまくやっているという。静かなお嬢さんだった当時の彼女とは大分ギャップがある。
「思えば遠くへ来たもんだ」と彼女は言う。山形料理の店で昔を語りながら飲みすぎてしまった。
写真は最初に出てきた山菜の前菜。左上から時計回りに、すどけ、こごみ、うるい、あいこ、せり。このあと、たらの芽やふきのとうの天ぷらが続いた。
私の好みはこしあぶらで、これからが旬だ。
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前にたちが若い頃、東西冷戦が終われば平和がやってくると思っていた。
はじめは、いわゆる「東側」が勝利する形を予想していた。いまの若い人には笑われるだろうが、昔は私のような左翼がたくさんいたんだよ。
ある事件があって私は共産主義への期待を失い、89年にベルリンの壁が崩れたときには、悲しむ側にはなく、万歳!よかったなー!とよろこんだ。
しかし、その後、旧ユーゴ内戦、チェチェンはじめ旧ソ連圏での内戦、そしてアフガン、イラクへの米軍侵略と、冷戦前よりも戦火はむしろ激しくなっているように思う。
シリアでは政府軍が反政府地区の市民をなぶり殺しの状態だ。けれども、アサド政権への非難は大きくならない。
化学兵器廃棄に国連とシリア政府が共同であたるという合意がなされた結果、アサド政権の対反政府勢力攻撃が事実上「認知」されるという危惧は、いま現実のものとなっている。
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20130919
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安倍政権は、集団的自衛権行使容認へむけて急いでいる。
今の憲法9条のもとで、日本が海外に出張って武力行使できるなどという解釈は、どこから見てもありえない。
自明のことなのに、国会では、そう考える議員が少数派というのがおそろしい。これでは憲法は完全に空文化しますよ。
9条改憲派には、憲法と現実をできるだけ乖離させないように、という「穏健派」が多数だと思うが、いまの安倍政権の解釈改憲は、彼らの考え方とは真逆の方向だ。
公明党がどこまでがんばれるか。
公明党は、庶民の味方という顔をしながら、ずっと権力に寄り添ってきたのだが、ここでこそダーティな取引をせずに踏ん張ったらどうか。踏ん張るといっても、ごく常識的な解釈でいいのだ。
基本的に日和見公明党に圧力を加える上でも、国民の反対の声を議会に届かせなければ。

さて、タイがまたすごいことになっている。
(つづく)