2018-01-01から1年間の記事一覧

安田純平さんを温かく迎えよう

安田純平さんが帰国便の機内で語ったところによると、犯行グループによる虐待は私が想像したよりすさまじかったようだ。知れば知るほどゾッとする。 《「16年からは、ほぼ毎日、『解放する』と言われた。その代わり、『これをやったら帰さない』という不可…

安田純平さん、よくもまあ無事で、、

きょうの夕方、安田純平さんがついに帰国した。 よかった、よかった。 痩せてはいたが、目に力があり、記者の質問にもしっかりした口調で答えている。想像していたよりはるかに「元気」なのでちょっと驚いた。安田さんと同じ組織に拘束されたジャーナリスト…

憲法を守ろうと闘う天皇

朝からよく晴れている。きょうは日本列島全体で秋晴れだったという。 6年前に亡くなった父の命日で、母のところに行き、線香をあげてご飯を一緒にした。10キロほど離れた母の団地には自転車で行った。気持ちのよいサイクリングだった。途中、何度か道路ぎ…

今上天皇に学ぶ「滝田修」

きのう、1冊の本が送られてきた。「謹呈」とある。 たけもとのぶひろ『今上天皇の祈りに学ぶ』(明月堂書店)。おお、なつかしい。著者の竹本信弘とは、滝田修のペンネームで知られ、1969年「京大パルチザン」を結成、1971年の埼玉県朝霞駐屯地での自衛官殺…

日本が「悠長」だったころ

肌寒くなったのに、線路際にはまだ白いアサガオががんばって咲いている。月半ばでもう資金繰りがきびしいが、こっちもガンバロー! ・・・・・・・・・・・・・ ソウルの地下鉄で、赤の他人なのにすぐに親しくなったおばあちゃんたちを見て、昔の日本にも親…

共産の変心で「普天間」意見書見送りに

物事が思うようにいかないといろいろ考えてしまう。そもそも自分の役割とは何なのか。何をどうすべきなのか。この仕事を続けていっていいのか。 わだかまっていたが、高橋源一郎の文章で少し癒され、励まされた。彼は私より2歳上の1951年生まれだ。 《僕は天…

本庶佑さんが子宮頸がんワクチンを推奨

ノーベル医学生理学賞の本庶佑(京大特別教授)が11日、根本匠厚生労働相に、子宮頸がんの原因ウイルスの感染を防ぐ「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン」が現在、積極的に勧奨されていないことを指摘、「世界中で使われ、有効性があるという結果…

韓国テレビは美女でいっぱい

6日から韓国に出張していた。 夜10時に羽田空港に着くとモワッとした暑さを感じた。ソウルは肌寒く、夕方発つときは13℃。滞在中、脚に寒冷ジンマシンが出たほどだった。10月中旬で寒冷ジンマシンとはまいった。 韓国は食べ物がうまいので、好きな出張先であ…

免疫療法の見分け方

きょう午後6時にノーベル平和賞が発表になるというので、夕方ハラハラしながらテレビを見ていた。下馬評で、金正恩と韓国・文在寅大統領の共同受賞が有力、さらにはトランプの可能性も、などと報じられ、「まさか!」と笑ったものの、だんだん心配になってき…

がんの代替医療に注意

夜、人に会うため中央線西荻窪へ。用事が済んだら8時過ぎ。駅前でいっぱいやることに。西荻窪といえば「戎」(えびす)という飲み屋が北口にも南口にもある。ここは南口で、通りの右も左も「戎」。とても気軽に入れるので、若い女性やカップル、外国人で満員…

退職に追い込まれたNHK記者

ハナミズキ、まだ葉は紅葉していないが、真っ赤な実が陽にてかっている。秋がすこしづつ深まっていく。 ・・・・・・・・・・ NHKの報道が異常になっていることをNHK記者自身が暴露した。 森友学園への国有地売却問題でスクープを連発したNHK大阪の…

玉城デニー氏当選をスルーするテレビ

伊勢湾台風並みと報じられた台風24号だったが、思ったより被害は軽かった。朝、地面には風にちぎられた小枝や葉っぱが散乱。線路への倒木などで中央線は始発から動かず、新宿までの運行がはじまったのが9時ごろで、電車はものすごい混みよう。昼には東京は最…

翁長氏のパトリオティズム

雨がつづく。きょうは寒いくらいだった。 線路ぎわの金網フェンスに巻き付いたアサガオが、オクテなのか、今が盛りだ。 雨で虫も寄ってこないが、うれしそうに咲いていた。 ・・・・・・・・・ 沖縄県知事選は最終盤で「接戦」と報じられている。ネットで情…

民族間の不均衡はなぜ生じたのか

ゴジカ。昼ごろ開いて1日でしぼむので「午時花」。東南アジア原産で日本には江戸時代に入ったという。 イヌサフラン。痛風持ちの私も世話になったコルヒチンという薬がとれる。しかし、猛毒で、2006年から2016年の間に誤食して6人が死亡している。ギョウジャ…

中秋の名月に思う

秋分といえば、ヒガンバナ(彼岸花)。これも薬用植物園で撮影したもの。全株が有毒で、「シビトバナの別名があり、誤って食べると(略)死亡することもある」と解説にある。毒草だったのか。ただ、それは人間にとって有毒ということで、自然(宇宙)はそれ…

節気はもう秋分

栗のイガが茶色になり割れ始めた。夕方暗くなるのが早くなったと思ったら、もう秋分ですか。昼と夜の長さが同じで、ここから夜が長くなり冬に近づいていく。 きょう23日から初候「雷乃収声」(かみなり、すなわちこえをおさむ)で夏の雷が終わるということ。…

ロケンローだった樹木希林

於:薬用植物園。まず、秋の七草のフジバカマ。民間療法として皮膚のかゆみに浴用剤として用いられるという。万葉の時代から親しまれたそうだが、今は全国的に減って、環境省レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類だという。 こちらはシオン(紫苑)。根が咳止めにな…

何かになれなくても生きる意味がある

写真は,ノゲイトウ。蝶(たぶんキタテハ)が花に止まっていた。(東京薬用植物園で撮影) ・・・・・・・・・・・・・・・ 自民党総裁選最終盤、民放のニュース番組で一斉に安倍氏と石破氏の討論が行われたが、どの番組でも安倍首相はひどかった。 TBSで…

薬用植物園で秋の七草を見る

きょうは久しぶりに晴れたので自転車で出かける。去年クロスバイクに乗りはじめて、行動範囲が広がった。自宅周辺10キロ範囲内に気軽に行けるようになり、おもしろい場所がたくさんあることを発見している。きょう向かったのは小平市の東京薬用植物園。薬草…

被災者は体育館で雑魚寝でいいのか

豪雨、台風、地震、次から次へと大型震災に見舞われる日本だが、住民が避難するのは学校の体育館で雑魚寝と決まっている。これはどうにかならないのか。 FBを見ていたら、フィリピンと日本の避難所風景の比較があった。フィリピンの方がちゃんとプライバシ…

「やってるふり」だけの安倍首相

これはないでしょう。22回もトップ会談をしてきたプーチンに、いきなり「領土問題を棚上げして平和条約を年内に結ぶ」などと提案され、にやにや笑っているだけとは。この平和条約締結を巡るプーチン大統領の発言に対し、日本政府はロシア側に抗議や真意の確…

シリアで今世紀「最悪の人道的惨事」か

いま、歴史的大惨事が起きる可能性が高まっている。 シリアでは、アサド政権がロシア軍の全面的支援のもと、化学兵器まで使用して支配地を拡大。反体制派の最後の拠点となった北西部のイドリブ県に総攻撃をかけようとしている。イドリブ県には、アサド政権軍…

大坂なおみは日本人なのか

アサガオが、線路沿いの金網から電線をつたってはるか上まで上っている。おお、がんばってるな。朝、花を見上げて通勤している。きょうは、ずいぶん涼しくなって秋の気配がただよってきた。 大坂なおみ、テニスの四大大会最終戦、全米オープン女子シングルス…

全山を悪魔の爪でかきむしり

台風の被害のニュースが続くなか、6日未明に北海道で震度7の地震が起きた。 先ほどの速報では、死者35人、心肺停止2人、安否不明3人となった。被害にあった方に心よりお見舞い申し上げます。 ショックだったのは、テレビで、ヘリコプターからの厚真町の映像…

森本喜久男追悼写真展

きょう、「IKTT森本喜久男追悼写真展」に行ってきた。(IKTT=クメール伝統織物研究所) https://www.facebook.com/iktt.kh/?fb_dtsg_ag=AdwDti6l3mqwfG9nEASsMzrQ9CHtnllKhbV2_Rwe5dKCLA%3AAdyJEkdaBqxZcpMguzSUzbaB9dmAR6LhDawbfHrUNoFTlw カンボ…

疲れたら立ち止まっていいよ(サヘル・ローズ)

接近中の「非常に強い」台風21号が、明日四国から紀伊半島に接近、上陸する見込みだという。「勢力を保ち『非常に強い』まま上陸すれば1993年の台風13号以来、25年ぶりになる」(東京新聞)そうだ。すでに豪雨被害にやられた地域がさらに痛めつけられないか…

芭蕉もブドウを食べていた

きのうの夜、東京国立博物館に縄文展(縄文―1万年の美の鼓動)を観に行った。金曜と土曜は夜9時までやっているのでありがたい。行って良かった。縄文のすごさに圧倒された。同時に「美の競演」というコーナーで、黄土高原(中国)、インダス川周辺、西アジアと…

人間は宇宙の自己感動器官

まだ暑い日が続く。 ほう!と注目したのが、「体操着の裾を出すと体温は4度下がる」という記事。前橋市の中学の先生が実験したら、シャツの裾を出した生徒の方が裾を入れた生徒より、運動した後の表面温度が4度も低くなったという。学校ではシャツの裾はズボ…

今年は「戊辰150年」

日中はまだ異様な暑さだが、夜、虫の音が聞こえて、秋の気配を感じ取れるようになってきた。 そろそろ秋刀魚の季節だが、去年とは打って変って今年は豊漁だとか。宮城県女川で獲れた秋刀魚を震災の数年前にいただく機会があって、それがとてもうまかったのを…

テレビが熱かった「シャボン玉ホリデー」のころ

通勤途中、前を歩いていた男性が私を振り返った。自分がいつの間にか「おどるポンポコリン」を口ずさんでいたのに気づいた。きのうから、漫画家、さくらももこさん死亡のニュースを繰り返し観たからだ。 東京新聞朝刊にさくらももこさんの特集記事が載ってい…