韓国テレビは美女でいっぱい

 6日から韓国に出張していた。
 夜10時に羽田空港に着くとモワッとした暑さを感じた。ソウルは肌寒く、夕方発つときは13℃。滞在中、脚に寒冷ジンマシンが出たほどだった。10月中旬で寒冷ジンマシンとはまいった。


 韓国は食べ物がうまいので、好きな出張先である。
 ブゴグッという干したメンタイ(スケソウダラ)のスープ。干鱈、短冊の豆腐、ネギ、白菜にとき卵と素材はシンプルだが、長く煮込んでうまみたっぷりの出汁が出ている。これにアミの塩辛を入れて味を調整し、キムチやニラなどを箸休めに食べるのだ。やさしい味で、辛いのが苦手な人もすぐになじめると思う。二日酔いによいと深酒の翌朝に食べにくるおじさんたちの姿も見かける。私のもっとも好きな韓国料理の一つで、行くのはきまって市庁舎の裏にある1968年からやっている老舗。観光ガイドにも紹介され日本人客も多いようだ。おすすめです。 
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 夜、ホテルでテレビをつける。気がつくのは、やたらとカワイ子ちゃん(古いな)が登場すること。

 これはニュースチャンネルYTVのメインキャスター。私は好みだが、彼女が「トランプ大統領が・・・」、「与党と野党の協議は決裂して・・」というハードなニュースを読むのである。私などは、読み上げる色っぽい表情に眼が行って、(韓国語が分かったとしても)中身が頭に入らないだろう。


 こちらはスポーツニュース担当。20歳代前半にも見える若さ。他のチャンネルも、若い美形の女性をそろえて、まるで競争しているかのよう。 



 お天気コーナーのお姉さん。このかっこうで、ソウルは雨になるでしょう、プサンは曇りでしょう、と簡単に読み上げておしまい。はたして彼女の予報は信頼されるのか、ちょっと疑問になる。

 天気予報士の資格をもつ人が解説を担当し、衛星情報を紹介しながら、高気圧がどの辺にあって前線が移動しているとか、明日は洗濯日和ですなどと伝える日本のテレビが、いかに親切で信頼感があるかを再認識させられる。テレビにもお国柄が出るものだ。

 ついでに他のチャンネルのキャスターも紹介しよう。