2015-01-01から1年間の記事一覧

7月15日を歴史に残すのか

ついに安全保障関連法案が衆院平和安全法制特別委員会で可決された。 《この国の防衛の在り方を大きく変える安全保障関連法案が、成立へ向けたステップを一段上がった。十五日の衆院特別委員会。強行採決に反対した野党側は「これが民主主義か」と怒号を上げ…

イラク派遣で犠牲者が出なかったのは幸運にすぎない

政府・与党は、明日、衆議院の特別委員会で、安全保障関連法案を採決する方針だ。 安保関連法案は、自衛隊法や周辺事態法など現行法10本を改正して一括した「平和安全法整備法案」と「国際平和支援法案」の二つだ。 100時間審議したといっても、これだけ大…

残念!福島の米、今年初の基準値超え

これは何だと思いますか。 地球の朝焼けです。 ひまわり8号が刻々と送ってくる画像がとてもきれいだと聞いたので、サイトを見てみたら、すばらしかった。 http://himawari8.nict.go.jp/ 日本に迫ってくる二つの台風もクリアに見える。 しかし、何と言っても…

早紀江さんの「すごい人生」

写真は横沢入。 少し前まで日本のどこにでもあった里山だ。 人が全然住んでいないと、こうはならない。人の暮らしと自然とのバランスの中にできる風景である。 いいですねえ。 ・・・・・・・・ 次から次にやることが出てきて、せわしい時期に入っている。 …

柳沢協二氏が国会審議を叱る

ホタル狩りに行った横沢入(東京・あきる野市)で見たカタツムリ。 赤い実をつけた木があり、近くにいた人が「コウゾです。食べられますよ」と教えてくれた。一万円札の原料になる木で、桑の仲間。口に入れるとヌルッとした舌触りで甘かった。 里山にはいろ…

砂川判決のもう一つの汚点、「統治行為論」

7月1日。一年の折り返し点か。週末、ホタル狩りを楽しんだ。 もう15年以上、横沢入(よこさわいり)に通っている。 ここは「都心からわずか1時間半の丘陵に奇跡のように残された里山」と言われるだけあって、小動物や植物の観察も楽しめる。写真はネムの花。…

安倍政権の体質が露呈した「勉強会」

自民党が自らの異様さを露呈する事件がまた起きた。 《安倍晋三首相に近い自民党の若手議員約40人が25日、憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合を党本部で開いた。安全保障関連法案に対する国民の理解が広がらない現状を踏まえ、報道機関…

砂川判決は終っていない

きのうは、夕方、早稲田大学へ。 キャンパスがすっきりときれいで拍子抜けする。私たちの時代と違って、立て看板がほとんどないのだ。 世の中、問題山積なのに、学生諸君はどうしたんだ。 早稲田大学に「ジャーナリズム研究所」が設立されるそうで、そのプレ…

砂川判決にみる「植民地」の屈辱

きょうは、20万人が亡くなった沖縄戦終了70年の「慰霊の日」。 糸満市の平和祈念公園では、沖縄全戦没者追悼式が行われた。この日に合わせて、実の兄弟が、敵味方に分かれ、沖縄の戦場であいまみえるという数奇な運命を辿った東江(あがりえ)兄弟のお兄さん…

シリア内戦の死者23万人に

雨に濡れたアジサイ。いいですね。 きのうは、ナメクジも見て、絵に描いたような梅雨の風情。 むかしは雨はいやだな、と思っていたが、このごろは天気に選り好みしなくなった。 雨も降らないと困る。雨もいいものだ。 http://d.hatena.ne.jp/takase22/200708…

スーチーさんも沈黙するロヒンギャ問題

きょうは難民の日。 ロヒンギャ問題がニュースになっている。 《仏教徒が多いミャンマーで少数派のイスラム教徒「ロヒンギャ」が難民化している問題で、首都圏で暮らすロヒンギャや支援者ら約40人が「世界難民の日」の20日、東京都渋谷区でデモ行進し、…

米軍駐留は憲法違反・・伊達判決の衝撃

労働者派遣法改正案が衆議院で可決された。 《現在派遣期間が最長三年の製造業や一般事務などの派遣労働者について、受け入れ企業が労働組合などから意見を聞き、働く人を代えれば、派遣労働者を同じ職場で働かせ続けられる。》(東京新聞)同一労働同一賃金…

法治国家崩壊を招いた砂川裁判

国会での政府側の答弁を聞いていると、ごまかすための無理な理屈ばかりが目立つ。 個別的自衛権から集団的自衛権へと、グラデーションで重なり合うようなイメージをつくり、それが「切れ目のない」対応であるかのように強弁する。 しかし、この二つは「自衛…

職を失わせる派遣法改正

いま国会で問題になっている派遣法改正。 厚労省の富田望課長が、「派遣労働は期間がきたら使い捨て、モノ扱いだった」が、今回の改正で「ようやく人間扱いするような法律になってきた」と述べたという。「実際、私たちはモノ扱いされています」。 こう壇上…

憲法学者が一致して違憲という安保法案

きょうは、「報道ステーション」を見なくては。 放送に間に合うように帰宅。 198人の憲法学者に、安保法制が違憲か合憲かを緊急アンケート調査した結果が発表されるのだ。《憲法判例百選の執筆者198人にアンケート調査を行い、151人の方々から返信をい…

酸素原子がつなげるカエサルと私

きゅうは仕事を夕方で終えて、夜は久しぶりに、娘まじえて4人で夕食。 「父の日」なので都合をつけたのだが、きょう午後になって、かみさんから、実は「父の日」は来週だったとメールがきた。みな間違ってきょうと思い込んでいた。「父の日」の認知度が低い…

ISの製造責任を認めた山崎拓氏

ベテラン政治家4人が「決起」したとのニュース。 《元自民党副総裁の山崎拓氏ら与野党の重鎮4人が、日本記者クラブで記者会見し、安全保障関連法案について反対する考えを表明しました。 記者会見には、元自民党副総裁の山崎拓氏、民主党政権で財務大臣など…

護憲派も改憲派も「違憲」で一致

この時期、駅までの途中に通るこの塀がおかしくて、思わずにやっとしてしまう。 ブロックの穴から外に突き出したツツジ。 もっと世界を見たい!と言っているようだ。 ・・・・・・・・・ 「全く違憲でないと言う著名な憲法学者もたくさんいる」と言った菅官…

日本に不名誉な「化石賞」

日本がどんどん「遅れた国」になっていくような気配を感じさせるニュースが目に付く。 安倍内閣は「三本の矢」の三本目を成長戦略と位置づけるが、「戦略」がないから日本が力を失うことになるのではと心配だ。きのうの朝日新聞から。日本、成長産業の輸出で…

風向きを変えた「違憲」発言

きょう東京は雨がぱらついたが、夕方にはあがった。 7時前に満員電車に乗り、外を見ていたら、火事かと思うような異様な空の赤さ。天空半分近くまで染まる最近見たことが無い見事な夕焼け。ドアに押し付けられながら、うっとり眺めていた。 自然の変化に感動…

沈黙を破りたいと加害者に対峙したアディ

3日夕方、早稲田大学小野講堂で、ドキュメンタリー映画『ルック・オブ・サイレンス』の試写会があった。 http://www.los-movie.com/先月すでに観たのだが、きょうは試写会のあと、来日しているジョシュア・オッペンハイマー監督が登壇するのだ。友人が関係者…

特定秘密で覆い隠された人質事件の真相

ガクアジアイ。いいですね。 アジサイ(紫陽花)は、昔から日本列島にあった花だが、これが欧米に渡って品種改良され、日本に逆輸入されたのが、今は主流になっている、こんもりと半円球に咲く「普通の」アジサイだそうだ。 先日、山野草の展示会をのぞいた…

秘密保護法 違憲確認・差し止め訴訟

知ってる人がテレビに出るから早く帰宅するように、とかみさんから連絡がきた。 夜8時からの「世界の日本人妻は見た」(MBS)で、クロアチア在住の佐藤亜希子さんが登場するという。佐藤さんのご両親とはバンコク駐在のときに同じアパートに住んだご縁で…

一括り「どうでも事態」と名付けては

緑がどんどん濃くなっていく。 見上げるともう真夏の風情だ。 国分寺駅のすぐそばにうっそうとした森が広がっている。 引っ越してきたころは、住宅地になぜこんな見事な森が、と不思議だったが、東京ドームの4.5倍という広大な敷地をもつ日立製作所中央研究…

ネパール地震取材で限界に挑戦する写真家

出勤時、余裕があると、一つ向こうの駅まで歩くようにしている。 体にいいこと、何もしていないので。 途中、沼を通るのだが、そのほとりに、白い花菖蒲が咲いていた。 私は、カキツバタ、アヤメとはっきり区別できないのだが、背が高いのと水辺に咲いている…

何もなくてすばらしい口永良部島

きのう、先週の左目に続いて、右目の手術を受けてきた。 白内障ですか、などとご心配いただいたが、「眼瞼下垂」(がんけんかすい)というやつで、老化で落ちてきた瞼を引っ張り上げる手術。 2年ほど前、眼科医に「瞼が開きにくいなら、治療したら」と言われ…

やっと認めた「他国での武力行使」

山吹の植込みが続く道。 晩春というより、気温は真夏。東京では5月の夏日の日数の記録を更新しているという。ヤマブキといえば昔、クレヨンに「山吹色」があったが、今はどうなんだろう。「黄土(おうど)色」とか「橙(だいだい)色」などは? このごろ、サ…

人生の再出発を決意したモニカ・ルインスキー

月末になると資金繰りの話になる。 3月、4月がきつく、何人もの方に延べ払いをお願いしたが、そのつけが回って今月も楽じゃない。 「私の資金繰り」も当然影響を受け、「銀行口座から引き落としできませんでした」のお知らせが来るはめになる。あらら、娘…

ジャーナリストのトルコ入国拒否問題が新聞記事に

うーん、すごい!と唸ってしまう映画を試写で観てきた。 『ルック・オブ・サイレンス』(ジョシュア・オッペンハイマー監督)。100万人が殺されたとされるインドネシアの930事件(1965年)を扱った『アクト・オブ・キリング』の続編だ。http://www.los-movie…

政府は国民の命を守る責任を放棄した

素晴らしい夕焼けだった。 あ、いいな、と思って、スマホで写真を撮っていると、刻々と色が変わっていく。 空を見上げている若い女性が近くにいたので「夕焼け見てるの」と声をかけたら「きれいですね」とにっこり微笑んだ。 美しい自然の営みの前に、心が素…