何もなくてすばらしい口永良部島

takase222015-05-30

きのう、先週の左目に続いて、右目の手術を受けてきた。
白内障ですか、などとご心配いただいたが、「眼瞼下垂」(がんけんかすい)というやつで、老化で落ちてきた瞼を引っ張り上げる手術。
2年ほど前、眼科医に「瞼が開きにくいなら、治療したら」と言われた。たしかに、ここ数年、瞼が垂れてきて、とても見づらくなっていた。「歳のせい」と諦めていたら、治せるというではないか。
二重まぶたの手術の拡大版みたいなものだが、機能障害なので保険もきいた。術後けっこう腫れるので、このところずっと室内でもサングラスをしている。
腫れが引くまで2.3週間我慢しなくては。
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手術を終えて、薬局に薬を買いに行ったら、夕刊が置いてあって、口永良部島の大噴火を伝えていた。
あの島には、十数年前に行ったことがある。
電話で宿を予約すると、「港に車を置いておくから、それを運転して民宿まできてください」という。港に着いたら、普通の小型車が、カギがついたまま駐車してあった。見ると、ワイパーに小さな紙がはさまっていて、そこに道順が書いてある。
かみさんの運転で、誰も通らない山道を20~30分も行ったろうか。山の中に一軒家があり、そこが「民宿くちのえらぶ」だった、(写真はあるサイトから)
中学校の廃材で作った民宿で、小さい子が3人いた記憶がある。島の小さな子は、その子らだけだと聞いた覚えもある。遊び相手がいないからか、とても人懐こく、うちの娘らともすぐ仲良くなった。
いまどき、どこの島も、何かしら観光名所や名産品、アトラクションなどをアピールするものだが、その島には何もない。その何もないところが実に新鮮でよかった。
自然はすばらしい。夜、庭に寝そべると、一面の星空に酔っ払いそうになった。
実にいい島だった。
あの島が大噴火とは信じられない。
あの民宿の一家はどうかなと心配になったが、130人ほどの島民はみな無事だとの報にほっとした。
火山が鎮まったら、また行ってみたい。島民のみなさんが早く島に帰れますように。