2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

谷川俊太郎の死によせて(3)

畑の大根を抜いて洗ってみたら・・・びっくり! 三日前のことだが、谷川俊太郎にふさわしいような気がして、なんだか一日中うれしかった。 谷川俊太郎は92歳で亡くなったが、近年のインタビューでは死についてよく語っていた。 その中でこんな発言をしている…

谷川俊太郎の死によせて(2)

うちの近くの学校の校歌を谷川俊太郎が作詞していると聞き、調べたら作曲は息子さん(二番目の妻の)で、父子の作だった。 国立(くにたち)第七小学校校歌 作詞 谷川俊太郎 作曲 谷川賢作 (愛にあふれたやさしい気持ちで) たびしてみたい いろんなところ …

谷川俊太郎の死によせて

詩人・谷川俊太郎が亡くなった。 訃報が朝刊の一面トップになるとは、もうアイドルというしかない。小中高の教科書を制覇し、たくさんの校歌を作詞し(うちの近くの小学校の校歌も彼の作詞だったことをきのう知った)、さまざまなメディアに露出して社会に大…

拉致実行犯 辛光洙直撃取材の記録⑦

19日でウクライナへのロシアの全面侵攻から1000日となる。 これに合わせて国連は閣僚級会合を開催。ディカルロ国連事務次長は「ウクライナでは地獄のような千日が続いている」とし、これまでに子ども600人をふくむ少なくとも1万2164人の市民が殺害されたと報…

拉致実行犯 辛光洙直撃取材の記録⑥

兵庫県知事選での斎藤元彦氏と稲村和美氏が、トランプとハリスにダブって見える。 民意が民意を追放したような、何ともいいようのない感覚に襲われた。「既得権益」と闘う改革の士のイメージ作りはまさにトランプ的なのだが。日本でも危ない風が吹いてきたの…

拉致実行犯 辛光洙直撃取材の記録⑤

とんでもないことが起こりそうだ・・・次期トランプ政権の閣僚人事の顔ぶれを見て、こう思ったのは私だけではないだろう。 人間活動による温暖化を「信じない」と公言するトランプ氏はエネルギー長官に油田サービス会社CEOを指名。気候変動対策の国際的枠組…

拉致実行犯 辛光洙直撃取材の記録④

北朝鮮工作員、辛光洙(シン・グァンス)は原敕晁(ただあき)さんと地村武志さん・濱本富貴恵さんを拉致した実行犯である。 そのうち原敕晁さんについては、(韓国ではあるが)法廷で確定した唯一の拉致事件として事実関係が詳細に判明している。 原敕晁さ…

拉致実行犯 辛光洙直撃取材の記録③

11月15日で13歳だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから47年になる。 12日、母親の横田早紀江さんは会見し、政府に苦言を呈した。 「言いようのない、いら立ちと本当によくもこんなに長い間、政治とは何なのだろうという思いと、今までの長い間、本気…

拉致実行犯 辛光洙直撃取材の記録②

寺越武志さんの近影が届いた。 10月に届いた動画(朝日新聞) 6年前の友枝さんと武志さん 1963年に能登半島沖へ漁に出た3人が行方不明となり、北朝鮮に拉致された疑いが指摘されている「寺越事件」で、同国で生存が確認されている寺越武志さん(75)の写真と…

拉致実行犯 辛光洙直撃取材の記録①

北朝鮮工作員の辛光洙(シン・グァンス)は、1978年に地村保志さんと現在妻の富貴恵さんを拉致、1980年に原敕晁を拉致して成り済まし、「原敕晁」名義の旅券で韓国に入国して工作活動中の85年に韓国で国家保安法、反共法違反容疑で逮捕された。 辛光洙(80年…

トランプの当選によせて

まさかとは思っていたが、下馬評どおり、トランプが勝った。 6日夜、半世紀前に一緒にアメリカに滞在していた友人と渋谷の「のんべえ横丁」の小さな飲み屋で飲んでいた。テレビで早々とトランプ当確が出て、これからが思いやられるとやけ酒になる。 夜の渋谷…

アメリカで進むメディア不信

アメリカ大統領選投票日が近づく中、ハリスが失速してトランプが優勢になってきたとの報道。混沌のなかにあるアメリカでトランプが支持されるわけを知りたいと思う。 30日のNHK『国際報道』で、アメリカでメディアへの信頼度が過去最低にまで落ち込んでいる…