2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

意見広告をAFPが世界配信!

きょうは会社の全体会議だった。テレビ業界はここ数年経費削減が続き、我々制作会社も厳しい経営を迫られている。スタッフに経営状態を報告し、徹夜手当てを削り、雑誌や定期刊行物もやめるなど経費削減をスタッフにお願いしたうえで「がんばろう」と一杯や…

やった!NYタイムズに意見広告

「7人の会」の意見広告「あなたは北朝鮮という名の地獄を見過ごすのか」が、ついに28日の「ニューヨーク・タイムズ」に掲載されたとの知らせが入った。運動を始めて2ヶ月あまりで実現したのは、ひとえにたくさんの方々からのご協力のおかげです。 掲載された…

イヌフグリとオドリコソウ

見渡すとどこにも雑草が花をつけている季節だ。 十年ほど前のちょうど今ごろ、公園で数人のおばあさんが、かがんで足元の草を眺めていた。 「オドリコソウ、可愛いわね」「こっちは、ホトケノザがいっぱい」・・・ 「どれがオドリコソウなんですか」と尋ねた…

ICC裁判官 齋賀冨美子氏の訃報

新聞を開くと訃報が眼に飛び込んできた。 《戦争犯罪などを裁く国際刑事裁判所(ICC、本部=オランダ・ハーグ)で日本人初の裁判官を務めていた斎賀富美子(さいが・ふみこ)さんが24日、オランダの病院で心不全のため死去した。65歳だった。葬儀の日…

覚りへの道13-覚り体験4

鈴木大拙博士の話を続ける。 《たとえば、浄土宗だと南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と称えながら木魚を叩くだろう。ああいう工合にやっているというと、心理的に一つのユニフォーミティ・オブ・コンシャスネス(意識の統一)ができるのだな。波の動かないような…

覚りへの道12-覚り体験3

この前から一ヶ月も経ってしまい、どこまで来たか忘れてしまった。 おさらいすると、覚りの過程には、「覚り体験」という飛躍の段階があり、それは坐禅・瞑想の最中に起きるのではなく、例えば竹に石が当たった音ではっと覚るというように、外から刺激を受け…

今度は韓国の新聞に意見広告だ

きょうは、「意見広告7人の会」の今年3回目の記者会見だった。 「7人の会」からは、有田芳生さん、湯川れい子さん、勝谷誠彦さんと私が出た。ありがたいことに、忙しいなか横田滋さんと早紀江さんがわざわざかけつけて激励してくださった。お二人の言葉はウ…

清水由貴子の冥福を祈る

タレントの清水由貴子が自殺したとのニュースが流れた。あんなに無邪気で屈託のなさそうな人がなぜ、と驚く。 父親の眠る霊園で、硫化水素で自殺し、そばにいた車椅子の母親は病院に運ばれて助かったという。この状況が痛ましい。このごろ見ないと思っていた…

イチローと松井

近くの農家の庭先で野菜を売っていた。「野良棒」(のらぼう)という、聞いたことのない名の青菜があった。農家の爺さんに聞くと、「この辺に昔からある野菜だよ」という。通りかかった地元の夫婦は「三多摩だけにある野菜で、おひたしや味噌汁の具にすると…

タイの民衆暴動の行く末2

かつて、タイには強力な王室を否定する勢力があった。武装闘争を行なっていたタイ共産党である。 1980年代前半、私はタイ南部で共産ゲリラの根拠地に入ったが、映画館もある大きな町まで勢力下においていた。国軍の掃討作戦も進み、共産党は軍事的に押さ…

タイの民衆暴動の行く末

先週、タイで民衆暴動があり、ASEANプラス3(日中韓)首脳会議が中止された。 あるワイドショーで、コメンテーターの雑誌編集長が、これでタイも民主化していくだろうなどと肯定的に語っていた。民衆が立ち上がるイコール民主主義、みたいな思い込みな…

率直にお詫びしたい?

近くの公園を通りかかったら、白い花の群生が眼に入った。 見ると花弁がとても複雑で繊細な形をしている。「シャガ」という花で、シナ大陸から古い時代に渡ってきたという。 学名を知って驚いた。Iris japonica つまり「日本のアヤメ」というのだ。ネットを…

ここまでいうか人工衛星のウソ

きょう、サンプロで「テポドン2発射」の緊急特集第二弾を放送した。 私は日本国内の取材を担当したが、アメリカと韓国そして空振りに終わったがもう一つの国まで取材班を出した。最後の素材はきのうの朝、アメリカから衛星で送信されてきて、私も一部翻訳を…

旨いは苦い

食物の旨い、不味いはどう分かれているのか。 きっと、ヒトという生物種が生きてきた過程で、必要な栄養素に旨さを、毒になるものに不味さを感じるようになったはずだ。 旨さの代表格の味覚は甘さだろう。「旨いは甘い」と魯山人は言ったそうだが、英語でもs…

ジョンウンに後継指名の気配

金正日の後継者は誰か、さまざまに取りざたされてきた。労働党幹部の話、中国筋あるいは日朝関係筋の情報などから、主に長男のジョンナム、腹違いの次男ジョンチョル、三男ジョンウンのどれかが有力だとか指名されたと報じられた。たいていが怪しい話で、す…

番組中にテポドン2発射

サンプロは全編「テポドン」で、11時半すぎ、番組中にテポドン2の打ち上げの報が入ってきた。きのう打たなかったのは強風のせいか。 今回のテポドン2は騒ぎすぎではあるが、この際、よい機会だから、特集ではもっと重大な問題があることを指摘しておきたか…

テポドン桜

損保会社に勤める友人から、ロケットが落ちて損害が出たときはどうなるのかという問い合わせがたくさん来ているとの知らせ。その会社では、人工衛星なら補償、ミサイルなら武力行使として補償なしと答えているという。 また、別の友人からは、「J−WAVE…

ノーベル賞の学者はいいやつだった

アメリカ出張中の先月25日、ひょんなことから超有名人に会う機会があった。 取材のあき時間、取材を手伝ってくれている友人が「これからクルーグマン教授に会いに行く」という。去年のノーベル経済学賞受賞者だ。ほんとかよ! ぜひにと一緒に連れていっても…