2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

女優さっちゃんのファンになった日

梅雨の真っ最中で、もう遅いのだが、アジサイの話。 私はアジサイが日本原産と聞いた。シーボルトはじめ日本でガクアジサイに魅せられた外国人がヨーロッパに持ち帰って品種改良を重ねたという。原産が丸い普通のアジサイで、ガクアジサイはその改良種なのか…

さっちゃんNHKのドラマに登場

イランでは目に見えるかたちでの運動は封じ込められつつあるが、体制内部の亀裂と変容はどんどん進行しているようだ。 ハメネイ最高指導者=アフマディネジャド大統領への不満の意思が保守派の中からも公然と表明される事態になっている。 《【カイロ=村上…

韓国と拉致問題で連携を!

きょう、韓国三大紙の朝刊に私たちの意見広告が掲載された。 1950年に朝鮮戦争が勃発した日に合わせたのだが、韓国では三大紙のほか、聨合通信やデイリーNKなど各種メディアが記事で取り上げ、かなりの反響があったようだ。 http://www.jinken.asia/ …

イランはどうなる4

20日のデモ鎮圧で殺された「ネダ」という女性の衝撃映像が世界中で出回っている。動画サイトで観ると、倒れた若い女性の口や鼻から血が噴出す凄惨なシーンが映っている。詳しいことはわからないが、一説では哲学科の学生で、たまたま通りかかって銃撃を浴…

イランはどうなる3

梅雨入り前に撮ったカシワバアジサイ。 近所の垣根から牛がぬうっと鼻面を突き出したように咲いていた。いろんなアジサイがあるものだ。 ・・・・・・・・・・・ サンプロ特集では、「騒動は鎮静化する」なんて言って、えらく民衆に冷たいじゃないかと感じた…

イランはどうなる2

通勤の途中、白い花が眼に入った。ヒルガオだった。アサガオは人に育てられるが、これは雑草。「コンクリート・ジャングルと化した町中でこの花に出会うと、何かほっとした思いがする」と柳宗民氏は書いているが、そのとおりだ。 さて、19日、最高指導者ハ…

イランはどうなる1

いまイランで起きている事態と今後の対米関係について取材し、サンプロで「渦中のイラン? 保守強硬派vs改革派」として放送した。 最後の取材が木曜日で、他に新着のニュース素材なども入れ込むので、終盤の編集作業が立て込み、VTRができあがったのは番組が…

幸せをかぞえて

一日がドタバタとすぎていった。 イランが大統領選挙結果をめぐって大荒れになり、北朝鮮はミサイル発射準備に入り、欧州からは金正雲ニュースが次々に入ってくる。海外3カ国と電話でやりとり。情報の確認、取材中のスタッフへの指示、明日あさってのインタ…

荒れるイランそして金正雲

イランの大統領選挙の結果が出たが、これをめぐって現地は荒れている。 《[テヘラン 14日 ロイター] イラン大統領選でアフマディネジャド大統領の圧勝を当局が発表したことを受け、テヘランでは13日、選挙で不正が行われたとするムサビ元首相の支持者…

金正雲についての誤報

テレビ朝日がきょうの昼から夕方にかけて「世界的スクープ」として、「金正雲の最近の写真」を流した。 弊社は何人もがテレビの前で「オー」と歓声を上げながら観た。私たちも彼の写真を入手せんといま手を尽くしているところなので、先を越されたと残念に思…

「戦場から女優へ」―さっちゃんの使命

先月13日のブログで紹介したイラン出身のタレント、サヘル・ローズ。http://d.hatena.ne.jp/takase22/20090513 彼女の『戦場から女優へ』(写真)を新宿紀伊国屋で探した。長門裕之『待ってくれ、洋子』の隣に平積みで置いてあった。けっこう売れているよう…

イランは「中東の北朝鮮」ではない

テヘランの5月中下旬の気温は東京よりちょっと高めだったが、市内からは写真のように雪をかぶった山々が見える。イランというと砂漠で暑い国というイメージを持つ人が多いだろうが、首都テヘランは高地で、北に4000〜5000m級のアルボルズ山脈を控え…

「獅子吼」した佐々井師

サンプロの編集、私だけ早く抜けさせてもらって、午前2時前、編集所から会社に帰る。会社には、ディレクターが一人残って、別の番組の準備で朝までパソコンに向かっている。一つだけある折りたたみ式簡易ベッドで寝ていたら、5時ごろドヤドヤと人が入ってく…

佐々井師44年ぶりの帰国

写真家の山本宗補(むねすけ)さんから、佐々井秀嶺師の講演会の案内がきた。 佐々井秀嶺師とはインド仏教の頂点に立ち、インド仏教徒一億人を束ねる伝説の人だ。不可触賎民の仏教への集団改宗を率いたアンベードカル博士(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3…

時差ぼけのち天安門

今回、はじめて世界一周チケットというものを使った。日本−(ドイツ)−テヘラン−(ドイツ)−米国東海岸−日本とぐるりと地球を回り、かなり値段を下げられる。 遠いところの出張から帰ってくると、かならず「時差ぼけで大変でしょう」と気づかわれる。「ええ…