長野県在住の旧友から宅急便で大きな段ボール箱が届いた。
開けると、真っ赤なリンゴがいっぱい。うわ、と思わず声が出る。「いつも大変そうだから」と気遣ってもらってほんとうにありがたい。
聞くと、その箱のリンゴは「わけあり」だという。10月の台風の影響でキズがつき、出荷できずに困っているリンゴがたくさんある。出荷できないのを農家から引き取ったのだという。
言われてみれば、強風で枝と擦れたりしたのか、ほんの小さなキズがある。だが、全く気にならないし、なにより美味しい。支援も兼ねて、こうした被災地の農産物を流通させることを考えてよいのではないか。
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「呼ばれれば」裏に「呼ぶな」の威圧あり (東京都 川畑哲彦)
桜からエリカにマスコミ大移動 (神奈川県 高田正夫)
19日の朝日川柳。国会に呼ばれれば・・と言っておいて国会は数に物を言わせて呼べない、何度も繰り返されたもう定番といっていいパターン。
モリカケと同じ根に咲く八重桜 (愛知県 石川国男)
これは16日。公の私物化といい、ウソばかりの答弁を官僚が必死に取り繕う様といい、さらに文書や領収書の消滅といい・・まさにモリカケのデジャブ。
激しい追及の急先鋒は共産党の田村智子議員だ。
「官僚のみなさんね、もうこういうのやめましょうよ。ごまかして、いつわって、隠して、これ7年間ずーっと繰り返してきて、いまどうなってますか。
ここまであからさまな政治の私物化で、それをやっておいて開き直って、『私の判断で来年は中止しました』。これで幕引きしたら、ほんとに政治は腐りきってしまう。
官僚のみなさんね、もう守らなくていいですよ。ここまで私物化やって、明々白々の嘘ついて、開き直って、反省もしない。・・」
そのとおり!
一方、アメリカではトランプ大統領弾劾に関する決定的な証言に注目が集まっている。
《ソンドランド駐欧州連合(EU)大使は20日、下院公聴会で証言し、トランプ米大統領の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏がホワイトハウスでの首脳会談開催などを見返りとして、ウクライナにトランプ氏の政敵調査の公表を要求したと述べた。これは「大統領の明確な指示」に基づく動きだったという。(略)
ソンドランド氏の証言は、弾劾調査の核心にある「見返り」にトランプ氏が直接関与していたことを示す最も明白な証拠となる。》(CNN)
何が問題かは長くなるので端折るが、大統領の「側近」とされた大使が、大統領の嘘を暴く重要証言をしたというわけだ。
良心が忠誠心を上回り (神奈川県 大坪智) 22日の朝日川柳
このあたりはアメリカ、やっぱり違うな、と思う。日本でも政権内部から告発する人が現われてほしいが。
官僚のみなさん、嘘つきの取り繕いは良心にとってだけでなく身体にもよくないので、もうやめましょう。そして、本当のことを言いましょう。