南スーダンで内戦再発か


 植木鉢に見たことのない鮮やかな白い花が。
 かみさんが買ってきた「ハンカチの花」だという。花と見えたのは実は「がく」で、黄色いのが花なのだそうだ。崑崙花(コンロンカ)ともいう。白がまぶしい。
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 テレビはオリンピックの話ばかりだ。あと数時間で開会式だが、ブラジルらしく盛り上げると伝えられている。サンバが主体になる、とも。じゃあ、開会式では無数の半裸の女性たちがボールのような胸を揺らして踊りまくるのか・・・
 そういう「淫らな」映像はイスラム圏では流せないのじゃないか。イランあたりのテレビ局はどう対処するんだ?と一人でテレビの前で騒いでいたら、「もっと大事なことを心配しなさいよ」とかみさんにたしなめられた。しかし、気になる。
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 南スーダンで本格的に内戦が再開しそうだ。大統領が副大統領派閣僚6人を解任し、暫定政権は崩壊の危機を迎えている。
 キール大統領派とマシャル前副大統領派による大規模な戦闘が再発した南スーダンで、キール氏は2日、マシャル氏派の閣僚6人を解任した。ロイター通信が3日伝えた。4月に発足した両派統一の暫定政権は崩壊の危機に直面しており、再び戦闘が始まる危険性が高まっている。
 両派は昨年8月の和平合意に基づき、4月発足の暫定政権では閣僚ポストを分け合っていた。しかし、7月、両派間で大規模な戦闘が発生すると、マシャル氏は首都ジュバから離脱。キール氏はマシャル氏の副大統領職を解任していた。今回新たに6人の閣僚が解任されたことで、両派間の緊張がさらに高まっている。
 7月にジュバで起きた戦闘では300人以上が死亡。国連によると約6万人が住む場所を追われ、隣国ウガンダなどに避難している。朝日新聞4日)
 両派は、形だけ歩み寄って停戦するというのを繰り返してきたが、もう歯止めがなくなってきたように見える。自衛隊は撤収しかない。
 南スーダン情勢は、朝日新聞ヨハネスブルク支局の三浦英之記者がダントツでいい取材をしている。しかも情勢を追うだけでなく、自衛隊がそこに駐留する意味を問う問題意識をいつも持って取材にあたっている。伝え続けてほしい。
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 蓮舫氏が民進党代表戦に出ると表明。
 蓮舫氏は、「淫行」疑惑が明らかになった鳥越氏の応援演説を熱心にやっていた女性議員の一人だ。出馬の弁を聞いていると、岡田氏に比べて野党共闘には大分後ろ向きだ。岡田氏が代表続投をしないと言ったあたりからの流れには、都知事選惨敗の影響が見えるように思う。
 ところで、弊社は十数年前、蓮舫氏と一緒に番組を作ったことがある。その一つは台湾の総統選挙がテーマだった。当時、台湾に同行したディレクターに聞くと「一つの現場の取材が終わると、リポーターなのに三脚をかついでスタスタ歩いていっちゃう、活発で気さくな人だった」そうだ。私は放送の打ち合わせでしかご一緒していないが、自分の意見を遠慮せずにはっきりいう人だなという印象がある。
 もちろん、そんなことは、政党の党首として相応しいかどうかとは別の話。「蓮舫流でやる」と大見得を切ったが、どうみても調整型ではない彼女が代表になると、民進党の分裂が加速するのではないか。いずれ分裂する政党ではあるが。
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 私はツイッターを主に情報収集に使っていて、自分からはあまり発信しないのだが、きのう、小池百合子氏がカイロ大学を卒業していないことを匂わせる、外国人タレントのフィフィによるツイートを見て、小池氏も学歴詐称しているのかと思い、リツイートした。政界には安倍首相はじめ学歴詐する人がごろごろいる。http://d.hatena.ne.jp/takase22/20080915
 すると、すぐにジャーナリストの常岡浩介氏が「フィフィのデマに騙されないで」とリツイート。また有田芳生参院議員からは、かつて『週刊文春』記者が現地取材したときは、卒業したという証拠があったという情報がリツイートされてきた。
 3日前一緒に飲んでた人が、小池氏と同時期にカイロ大学に留学していたことを思い出し、さっそく電話で聞くと、「彼女、卒業してるよ。卒業証書見てるわけじゃないけどね」。
 ここまでわずか30分ほど。ツイッターの情報共有機能ってすごいなとあらためて思う。
 ただ、大学卒業以外のことで小池氏関連の「変な話」を聞いたので、これはちょっと調べてみたい。