韓国がアメリカで起こした「教科書問題」

アメリカで韓国が「教科書問題」を引き起こしている。
《「日本海」の呼称を巡って、アメリカ南部バージニア州で、公立学校の教科書に、韓国政府が主張する「東海(トンヘ)」という呼称も併記するよう求める法案が議会下院の委員会で可決され、成立する公算が大きくなっている》(NHK 4日)
韓国では、各メディアで大々的に報道しているという。現地の韓国人コミュニティは「重要な勝利だ」と沸いているとか。
こういうニュースに接すると、ストーカーに狙われているような暗い気分になる。
朝鮮半島からみて「東」「西」と名づけているわけだが、だったら、黄海も「西海」に呼称変更するように運動したら、と床屋談義の一つも言いたくなる。
Kポップが大好きで、毎日のように韓国KBSの歌番組を録画している娘たちも、最近の韓国の官民あげての反日騒ぎには、うんざりを通り越して怒りの表情をみせる。
こうやって、互いにどんどん反発が募っていくのだな。
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気分転換に楽しい話を書こう。

今週の「朝日歌壇」に上田結香さん(東京)の歌が二首入選していた。
奇しくも、入選40首のうちの最初と一番最後に載っていた。

正月などなければいいと思ってる嫁がいることそろそろ気づこう

凹んでる君をメキシコ料理屋へ 励まし下手な私の秘策
共感が広がり、思わずニヤリとしてしまう。
ネットをみるとやはりファンがいる。「歌壇」に入選した彼女の歌をいくつか紹介しよう。

「どうしろって言うんだよ」と吐き捨てるそれを考えてほしかったずっと

思い出など聞いてやらない私もう脇役人生など歩かない

「なぜ家に遊びに来ない?」と言う人よそれがわからない人だからだよ

物ってさ考えてみたら不思議だね愛は終わっても指輪ここにある

思い出の沿線にまだ住んでいる君をさらって銀河鉄道

「休み中渋谷などには行かぬよう」そこは私のふる里ですけど

こんな日に出て来てくれる友がいてロシア料理屋の窓に降る雪


斜に構えているようで、実はとても素直な人なのだろう。