楽しい流木アート

takase222013-08-05

きのうの夜からきょう朝方3時まで打合せ。3時間しか寝られなかった。
来週放送の番組のプロデューサーをやっているうえ、仕事のトラブルや資金繰りなどもあって、かなりせわしい日々だ。
一日まるまる休みという日は、たぶんここ3〜4ヶ月なかったんじゃないかな。夏休みも取れそうにない。「おれ、このところ生き急いでるみたいで、近く死ぬんじゃないかな」と昔の仲間に言ったら、本気で心配させてしまったらしく、二言目には「長生きしろよ」などと言われる。
ただ、まる一日は休めないが、時間を融通できるので、なるべく外に出て、人に会うようにしている。
先日、国立市の飲み屋で「リュウボクイキモノ展」なる催しがあり、そこで木工作家のイトウタカシさんと会って話をした。波に洗われ、時間が角が丸くした流木。欠けていたりひび割れがあったりもする自然な形のままで、恐竜になったり、トカゲになったりしている。ほのぼのしていて面白い。
イトウさん、流木が大好きというより、朽ちていくものに惹かれるそうだ。かみさんが気に入って一つゆずってもらった。
イトウさんとは、原発事故に対して芸術は何をすべきかを考えているといい、近く構想を明らかにするそうだ。
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朝日歌壇。きょうは、上田結香さん(東京)が三首も入選。一人で三首というのはちょっと記憶にない。
紅茶にはジェイン・オースティン 旅をする一日一章古きイギリスへ
私はオースティンという作家を全然知らないので、この歌もよくわからない。どういう作家かというと、ウィキペディアによると「18世紀から19世紀イングランドにおける田舎の中流社会を舞台として、女性の私生活を結婚を中心として皮肉と愛情を込めて描き、その作品は近代イギリス長編小説の頂点とみなされている」そうだ。

悲しみの席でみんなが信じてる「私が一番かわいがられた」
作り上げ共に戦ったロボットは今解体され何を思ってる

きょうは、カタカナの名前の外国人三人が入選していた。その一つは、
東京を離れる前におにぎりをたくさん食べたい特にツナ味
                  (小平市)カリナ・リンダーヒメネズー
「特にツナ味」はわかる感じがする。全員小平市になっているから、一橋大学の小平キャンパスに住んでいて、留学生活の最後にみなで投稿しようとなったのか。
日本のよい思い出を持ち帰ってほしいものだ