ジャーナリストにパスポートが発給されないので海外取材に行けない。こんな信じがたい事態がこの日本で起きている。
常岡浩介さんと安田純平さんはいずれも私がプロデュースさせていただいたフリージャーナリストで、彼らが危険を冒して取材した貴重な成果は、テレビで何度も放送されている。
常岡さんはIS(イスラム国)を3度にわたって取材した世界で唯一のジャーナリストであり、安田さんはシリア内戦を反政府側から取材しアサド政権の無差別殺戮を告発した。
政府は二人を入国禁止にしている国がある(常岡さんはオマーン、安田さんはトルコ)と主張し、「渡航先の法規で入国を認められない者に発給を制限できる」とある旅券行の規定を理由に二人へのパスポート発給を拒否している。
紛争地取材では、取材中に拘束されたり、正規の手続きをへずに国境を越えざるを得ないことも起きる。また都合の悪いことを報じられたくない独裁国がジャーナリストを締め出すこともある。ある国がその国の都合でジャーナリストを入国禁止にしたからといって、日本政府がジャーナリストにすべての国に行けなくする措置を取るなどということが許されるはずがない。
二人は裁判で闘
っているが、一審判決は二人にとって納得がいかないもので、控訴した。そして1月30日、東京高等裁判所で下った判決は、やはり不当なものだった。
報道の自由、国民の知る権利にかかわる重大な事態であるにもかかわらず、控訴審判決後の記者会見に、テレビカメラは一台もなかった・・・・
判決と大手メディアの姿勢を糾弾する。
以下、本ブログより参考として