投げつけたコンニャクその先どこへ行く

 もう3月。桃の節句も過ぎた。
 きょうの東京は、よく晴れて、春の陽射しを感じる。

 もう一度、本の宣伝。
 カンボジアの荒野に世界一のシルクの村をつくった森本喜久男さんをインタビューした本『自由に生きていいんだよ―お金にしばられずに生きる“奇跡の村”へようこそ』旬報社)が発売になりました。

 《現在の生き方に疑問を持ち、迷い悩むたくさんの日本の若者が村にやってくる。彼らと話す中で、思うところがあるのだという。
 「いま、時代は大きな転換点にさしかかっている。迷うのは当然だ。これまでの常識が通用しないから、若い人たちは試練に直面すると思う。そんな彼らに僕の得たものを少しでも伝えて、力づけたいんだ」。》(まえがきより)
 とくに若い人たちに読んでいただければと願っています。
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 外国人から「日本は、公務員も政治家もまだましで、いい国ですよ」と言われたものだ。東南アジアに10年住んで、底知れぬ腐敗を見てきたから、そうかもしれないなと思っていたが、このところの騒動で、どうなんだろうと疑問になってくる。
 今朝の朝日川柳より。

 国有地とことん値切る愛国者  (千葉県 後藤 浩)

 投げつけたコンニャクその先どこへ行く (山梨県 小林幹夫)

 ところが、当の「森友学園」が小学校のHPで「(鴻池氏が)献金や寄付を強要していた事実を揉み消そうとする態度には嫌悪感しか感じません」と反論。はたして、ほんとうにコンニャクを投げつけたのかあやしくなる。http://www.mizuhonokuni.ed.jp/information/%E9%B4%BB%E6%B1%A0%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A%E8%A6%8B%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

 安倍首相は、調査する気がないと幕引きにやっきだが、隠された事実が次々に出てくる。
 産経新聞が1面トップで森友学園側と近畿財務局との交渉記録の中身を報じた。これが事実なら、記録は破棄したという財務省理財局長の答弁はウソだったことになる。》

朝日新聞記者の上丸記者のツイートより)

 徹底的に調査、追及すべし。