こちらには十五連覇の吉田あり

takase222014-09-16

家から駅までだけでも、道端に見る植物は多彩だ。そして、ほとんどの名前を知らない。
この紫の花はよく見る園芸種なのに知らなかったので、写真に撮ってかみさんに見せたら、ただちに「トラノオでしょ」という。
たしかに「花虎の尾」だった。うちのかみさんは実によく植物の名前を知っている。私ももっと知りたいものだ。植物図鑑を何冊も買ってつんどくになっているが、毎日リュックに入れて通勤しようか。
・・・・・・
アメリカが、イスラム国への攻撃を強めている。
《米軍は15日、イラクの首都バグダッドの南西部でイスラムスンニ派の過激派組織「イスラム国」に対する空爆を実施したと明らかにした。首都周辺での空爆は初めてで、オバマ政権は自国民保護などを目的とした限定的な空爆から、同組織の打倒を目指した本格的な掃討作戦に踏み出した。(略)
 米軍は8月8日からイラク内のイスラム国の拠点などへの空爆を開始。オバマ大統領は今月10日、イスラム国の打倒を最終目標とする新たな戦略を示し、空爆をこれまでの自国民や避難民保護を目的としたものから拡大させる考えを示していた。》(朝日新聞

この動きについて、拘束されている湯川さんの通訳としてイスラム国に呼ばれたハサン中田さん(Mrサンデーの映像に登場した)は、こう言う。
アメリカによるISカリフ国空爆以来、捕虜をめぐる情勢が急転しています。外務省の初動が適切であれば事態は違っていたかと残念に思います。今となっては日本がISの軍事攻撃に加担し湯川氏が危険に晒されないことを祈るばかりです。》
https://twitter.com/HASSANKONAKATA/status/511823918038933504

先日殺害されたのがアメリカの同盟国、英国のNGOスタッフだったから、これは単なる杞憂ではないだろう。
いわゆる国際社会もイスラム国をつぶせと声をそろえる。 
イラクやシリアに勢力を広げるイスラムスンニ派の過激派組織「イスラム国」への対応をめぐり15日、米欧や中東などの約30か国が参加して、パリで国際会議が開かれた。
イスラム国を「国際社会の脅威」と見なし、「早急に排除する必要がある」とする声明を発表した。》(読売新聞)
ここに日本も参加している。

イスラム国は残虐だ」というだけでなく、いろいろな文脈で事態を考えたい。イスラム国をつぶせばそれですむのか。
・・・・・・・
朝日新聞に対する各メディアでの非難が、常軌を逸してきた。
いわゆる「従軍慰安婦」については、次の機会に書きたいが、きょうは「朝日川柳」を紹介しよう。
一連の事態に、朝日川柳は遠慮したか、沈黙していた、というかこれを詠んだ川柳が選ばれなかった。それが15日、一気にすべての句が「朝日問題」だ。
その中から、

遅すぎた取り消し陳謝に紙面楚歌

年表に載る木鐸の壊れた日

ついでに詫びて隠す慰安婦
これはきつい。

こちらには十五連覇の吉田あり(千葉県 中野良子
なるほど!