私の大好物、薄皮丸茄子の漬物。
このナスは、山形県置賜地方の特産で、県内でも山形市のある村山地方や庄内にはない。こないだ赤湯駅の土産コーナーに置いてあったので買ってきた。
噛むと薄皮がパリッと割れて中がさくさくだ。ミョウバンが効いて実にうまい。一口で食べられるのもいい。
私は漬物が好きでよく食べるが、これほどうまいナスの漬物に出会ったことがない。
なぜ、置賜にしかないのか。
「山形おきたま伝統野菜」というサイトにこんな説明があった。
《広く地域一円で栽培されているせいか、その言われも複数伝えられています。
いわく、皮が硬いのが欠点の「窪田なす」の改良種が地域にひろまったものだとか、
いわく、50年以上前に、宮内町(現南陽市)の篤農家が新潟の行商人から仕入れた種がひろまったものだとか。
いずれにしろ、DNAを調べると新潟県の「巾着なす」に近いようです。ここにも、越後から米沢に移封されてきた上杉藩のつながりが垣間見えます。》
野菜のいわれにまで上杉藩が登場するのだなあ。
9月までは食べられるので、置賜地方を旅する機会があれば、ぜひお試しあれ。
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気になったニュース。
まず、世界はエボラに敗北しつつあるという。
《「国境なき医師団」MSFは2日、「世界はエボラ出血熱を封じ込める闘いに負けつつある」との見方を示した。
MSFインターナショナルのジョアンヌ・リュー会長は米ニューヨークの国連本部でエボラ出血熱について報告し、世界の指導者たちはエボラ出血熱への対応に失敗しつつあると述べ、西アフリカに援助と要員を送る緊急の対応を求めた。
リュー会長は「世界保健機関」WHOが8月8日にエボラ出血熱が国際的な保健衛生上の緊急事態になったと発表したが、決定的な行動にはつながっておらず、各国は基本的に地球規模の怠慢に加わっている」と指摘し、各地の緊急仮設病院の増床への資金提供、訓練された要員の派遣、ギニア、シエラレオネ、リベリア全域への移動検査所の展開を国際社会に求めた。》【9月3日 AFP】
第二に、「イスラム国」が、また、アメリカ人ジャーナリストを殺害した。
「イスラム国(IS)」は2日、昨年8月にシリアで消息を絶った米国人ジャーナリストのスティーブン・ソトロフさん(31)の首を切断して殺害、映像をインターネット上で公開した。ISは先月、米国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリーさんの殺害を公開したビデオで、ソトロフさんの殺害を予告していた。
ISはビデオで、次に殺されるのは英国人の「デービッド・ヘインズ」という人物だと警告した。ビデオに登場する覆面の男は、オバマ米大統領に「そちらのミサイルがわれらの民を攻撃し続けるように、われらのナイフは米国人らの首を切り続ける」と宣言した。また「米国による悪の連合に加わっている国にも手を引くよう求める」と述べた。》(CNN)
アメリカに正面から挑戦し、戦いのためならどんな残酷なことも厭わない。すさまじい集団だが、ここに欧米の若者が多数義勇兵として参加しているという。
オバマはどうする?
この集団に捕まった日本人、湯川遥菜氏の安否が気遣われるが、彼は現在まだ無事に生存しているもようだ。
第三に、安倍改造内閣の顔ぶれが決まった。
これがもろの右派内閣だとのツイートが。
《驚きました。安倍改造内閣の閣僚18人中、靖国派の総本山、右翼・改憲団体の日本会議と一体の議員連盟、日本会議国会議員懇談会のメンバーでないのは、松島法相、小渕経済産業相、公明党の太田国土交通相、西川農水相の4人。安倍首相を入れると約8割が靖国派です。「日本会議内閣」です。
追加。西川農水相はみんなで靖国神社に参拝する国会議員の会、神道政治連盟国会議員懇談会に所属し、過去統一教会の集団結婚式に祝電を打っていますが、日本会議国会議員懇談会には所属していません。》http://twitter.com/nitiyoutwitt/status/507094525685141504
これ、赤旗日曜版のツイート。
共産党らしい、いい情報です。