先週、うちのオフィスのある神田小川町交差点に大きな雪の像が。
雪国生まれなので、さすがに雪を見るとなつかしい気持ちになる。しかし、10年の東南アジア暮らしのせいか、寒冷ジンマシンもちになってしまった。それに遺伝のヒビ、アカギレ体質で、冬は苦手だ。毎日トウガラシ軟膏を塗って、春を待ち焦がれている。
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先日『赤旗』が暴露した舛添要一氏の「新党改革」に関するカネの問題は、ほとんどのマスコミが追求することなく選挙戦に突入している。
その舛添氏は、「新党改革」をやめる。これで関係ないということにするのか。
《舛添要一元厚生労働相は２１日、新党改革の荒井広幸代表と国会内で会談し、同党を離党する意向を伝えた。荒井氏は離党を了承するとともに、党として都知事選で支援する考えを示した。
舛添氏は２０１０年４月に自民党を離党後、新党改革を結成し代表に就任したが、昨年夏の参院選不出馬に伴い辞任していた。》（赤旗）
各紙の調査では、舛添氏が大きなリードで先頭を走り、ずっと遅れて細川元首相が2位につけているようだ。
その細川氏は第一声が迫力不足で失望した。小泉元首相が、声を裏返らせて懸命に訴えているのとは好対照だった。
さらに細川氏が原発事故についておかしなことを言っているとツイッターで騒ぎになっていたので、確認しようと「デモクラＴＶ」というサイトでのインタビューを見た。
http://dmcr.tv/index.html
細川氏は、開始17分ころから「大変なこと」がおきていると語り始める。
「数日前、ロシアの国防軍の極秘情報が明らかになった。
12月31日に福島原発で爆発が起きた。
アメリカはヨウ素１万５千袋用意して、2月にいっせいに配布する予定。
シロクマ、アザラシなどの大量死が続出しているがフクシマのせいだという。・・・」
もう、この世の終わりのような事態が発生しているというのだ！
福島原発事故で、シロクマ、アザラシの大量死？
アメリカが秘密裏にヨウ素配布の準備？
人心を惑わすこんなデマをどこから仕込んできたのか。
ネットで検索すると、どうやら村田光平という元スイス大使という人物のブログが出元らしい。
http://kurionet.web.fc2.com/rosia20140119.html
これによると、ロシア国防省（国防軍ではなく）の極秘資料の内容とは；
「福島事故現場の地下で12月31日にマグニテュード5.1及び３．６の低レベル核爆発が発生した」
「不思議な事にアメリカはこの地下爆発を前もって知っていたようで、それを裏付けるように、既に１２月６日に１４００万服のヨウ素を事故直後の放射能被曝対策として２０１４年２月初旬に配布するため準備している」
「米西岸ではアザラシ、アシカ、北極熊、海亀等々の大量死がみられる」
「オバマ政権は大手メディアに対して報道規制を実施している」などなど・・
一読してよくある「陰謀論」系の匂いがする。
英語で検索していくと、Sorcha Faalというオカルト教団が今年はじめ（１月２日）に出した情報のようだ。
http://www.whatdoesitmean.com/index1729.htm
こんな得体のしれないトンデモ情報をもとにして恥ずかしげもなく政策を語るとは・・・・
これこそ「大変なこと」だ。
判断力に異常をきたしているのか、あるいはよほどおかしな人物の影響下にあるのか。
いずれにしても都知事候補としてはアウト！退場していただきたい。
