外出を控えよというご時世、失業中でもあり、料理など家事をこなすようになっている。大したものはできないが、料理は楽しい。
ぬか床が減ってきたので、追加のぬか床を作って補充した。ぬかと水、塩をとろ火でちょっと煮て、味付けに鷹の爪と昆布をいれた。キュウリのあとは、好きなカブを漬けよう。
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世界の感染拡大の急激なこと。
一週間前は52万人だった感染者がきょうは103万人と倍増している。
南アジア遺跡探検調査会理事長の岡村さんがFBに載せた、ラオスの托鉢の写真にショックを受けた。大好きなラオスがこんなことになっているとは。
https://www.facebook.com/takashi.okamura.944/posts/1632199056921511
絶句して、この事態を悲しんだが、ひるがえって考えると、日本は甘すぎるのか・・
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布マスク配布は、今からでもとりやめさせたい。
《国民全世帯の住所地に布マスク2枚を送る政府の計画で、2世帯住宅の場合はどう対応するのか。そんな質疑が菅義偉官房長官の3日午前の閣議後会見であり、「最初のポスト投函(とうかん)時には、迅速性の観点からまず2枚の配布を行う」と答えた。その後、居住者の状況に応じて、追加配布を考えるという。》(きょうの朝日夕刊)
どの世帯に何枚、追加が必要なのはどこで・・などと面倒な仕分けに、すでにオーバーワークになっている厚労省のお役人の労力を使わないでほしい。
もし、マスク配布がどうしても必要なら、世界で注目されている台湾方式を学べばよい。
事実上の配給制で、本人確認が必要で、インターネットで予約し、コンビニで受けとれるというもの。これなら布マスクをいちいち封筒につめて・・・・という手間ははぶける。
記者は「2世帯住宅はどうしますか」などとチマチマした質問をするのではなく、マスク配布自体、やめろと迫ってほしい。
記事はこう続く。
《マスクは1枚あたり200円ほどとされ、配達費用を加えれば単純計算で数百億円の費用がかかる。ネット上などでは配布に厳しい意見が相次いでいる。》(同上)
ネットなどでは厳しい意見が・・とネットに投げずに、新聞がもっと厳しく政府の愚策を叩いてほしい。ぬるすぎる。
きょう、政府がようやく、感染者のうち軽症と無症状の人を、病院でなく宿泊施設や自宅に滞在させる方向を打ち出した。(自宅に帰すのは、家庭内感染を引き起こすし、一人暮らしの場合は生活が成り立たず無理なのでやめるべきだが。)
数日前から政府からのホテルなどへの感染者受け入れの打診がはじまったようだ。
遅ればせながら、よかった。
これも「モーニングショー」などの具体的な政府批判と提言が効いた結果である。
「モーニングショー」に官邸、厚労省、自民党がいちゃもんをつけたことがあったが、それだけ的を射ていたわけだ。https://takase.hatenablog.jp/entry/20200311
メディアは「非常時だから・・」・・などと遠慮することなく政府の無策ぶりを批判すべきだ。
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さすがに事態がここまで来ると、海外の経験がメディアに流れるようになった。
ちょうど、軽症者などを入院させなくてよいとの方針が出たタイミングで、韓国の「生活治療センター」が紹介されていた。韓国がかなりの数の感染者を出しながら、医療崩壊していない一因には、軽症者・無症状感染者を隔離ケアするこのセンターの存在がある。
ホテルや「研修施設」、トレーニング施設を活用し、体温計・医療品・下着などを支給する。食事も無料で提供される。
日本にも使っていない施設がたくさんあるはずだ。五輪の選手村はぜひ候補にいれてほしい。とにかく医療崩壊を防ぐべく、今できることをやっていきましょう。
もっともっと海外の先進的な実践を学びたい。政治家もしっかり情報を収集しておけば、「布マスク2枚」などという対策は出てこないはずだ。
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主要国で抑え込みに成功したのはひとり中国のみ。2月から患者数はほとんど増えておらず、全土で行動制限が解除されだした。企業や工場も再稼働をはじめ、仮死状態になっている他の世界と好対照を見せる。ウイルス感染の抑え込みという点では見事である。今後、「中国モデル」は感染対策にも有効とアピールするだろう。
新型ウイルスの感染拡大は、これからの世界の勢力図を塗り替える契機になるかもしれない。その意味ではパンデミックはたしかに戦争に似ている。