2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

安田さん拘束事件で「仲介人」が撤退宣言

オシロイバナとヒメジョオン。梅雨空のみちばたに、雑草として咲いている花々がきれいだ。 安田純平さんの件で動きがあった。 きのうの朝、エリコ通信の新谷恵司さんがフェイスブックでこう発信した。《シリアで拘束されている安田純平氏の映像を2度、自らの…

英国EU離脱と「近代の呪い」

「刻一刻伝えられる票数を、固唾を呑んで見守っています」 と英国からのリポート。この半分でもわが国の参院選に関心が向けば、などと思いつつ報道を見ていた。 残留派議員が殺された事件で残留票が増えたはずなのに「離脱」が勝ったということは、事前の予…

もうエンジンはふかさないで

このかん、日テレnews everyで「私には戸籍がなかった」という特集が21日に、またNEWS ZEROで「ブラックバイトで初めて提訴」が昨夜22日に(news every でも17日に)放送された。 ブログで予告できずにすみません。(ツイッターとフェイスブックでは予告した…

「ふたりの桃源郷」

もう一年の半分か。 月は水無月。節気は芒種(ぼうしゅ)。芒種とは稲や麦などの種のことで、種まきの時期だ。 6月5日からが初候の螳螂生(かまきりしょうず)、次候の腐草為蛍(くされたるくさ、ほたるとなる)が10日から。いまは、16日からの末候の梅子黄…

横田家の家族写真公開の背景(5)

舛添さん辞任。 しかし、百条委員会もなくなり、結局真相は不明なまま幕引きだ。私した公金はどうするのか。 江川紹子さんがこんなツイートを。 《「ジャーナリズムの役割は権力の監視」とかゆっているわりに、舛添さんのことはノーマークだったんじゃないで…

横田家の家族写真公開の背景(4)

「政治とカネ」が問題になるなか、今月3日、画期的なネットのサイトができた。 約2千ある国会議員の政治団体の政治資金収支報告書をデータベース化し、ネット上で公開する事業「ラポール・ジャパン」。国会議員らの事務所に学生をインターンで派遣するNP…

横田家の家族写真公開の背景(3)

きょうは、日本人女性初のマッシャー、本多有香さんの植村直己賞受賞を祝ってビールを飲む会があり、さんざん飲んできた。http://d.hatena.ne.jp/takase22/20160301 本多有香さんは、以前から「タダモノではない」と目をつけてきたが、はやり本物だった。私…

横田家の家族写真公開の背景(2)

きのう私の知る範囲で、写真公開にいたる事実関係を書いた。 その後、有田芳生さん本人がやや詳しくフェイスブックでコメントしているので紹介しておきたい。《公開された写真は、横田家の「引き出し」に入っているものと同一ですが、それはぼくも共有してい…

横田家の家族写真公開の背景

2年前、2014年の3月、横田滋さんと早紀江さんは、孫のウンギョンさん一家とモンゴルで感動の初対面を果たした。 そのときの写真を、参議院議員の有田芳生さんが『週刊文春』誌上で公開したことが一部で激しく非難されている。 ・・・・・・・ 「救う会全国協…

横田夫妻の笑顔をもう一度見たい

梅雨空にアジサイ。 いいですねえ。 数少ない日本原産地の花で、ガクアジサイ系の原種が欧州にわたって品種改良され、丸く毬のように盛り上がった品種が日本に入ってきたのだという。ガクアジサイの方が古いものだと知って見ると、何となくそんな雰囲気があ…

「安田解放」を叫ばないでと友人は訴える

うちの会社で、スタッフが足りなくて困っている。 しばらく前からホームページで「AD急募!」と出しているのだが。他の制作会社でもADが来ないという。ちょっと前までは、給与は安くてもテレビの世界で働きたい・・という若者がたくさんいたのに。ある人から…

二人の「スパイ」の息子に会った日

【山崎ヴケリッチ洋さん:明大にて】 土曜日の4日、明治大学で「尾崎秀実とゾルゲ事件」のシンポジウムに参加した。 講演者をのぞいて74人の参加と盛会だった。 なぜ、そんな古い事件がおもしろいんだよ、とよく聞かれる。戦前から戦後にかけての裏面史、と…

安田純平の「自己責任論」

仕事が一区切りしてから国会議事堂前へ。 「安田純平さんを救おう!6・6官邸前緊急市民行動 Save Yasuda Junpei!」(主催:解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会・WORLD PEACE NOW)がどんなものか見たいと思ったのだ。 http://kyujokowasuna.com/?p=2062 こ…

自称「仲介人」を無視しよう

モハメド・アリ死去。 彼の栄光は、ベトナム戦争の裏絵だった。なぜ改宗、改名したのかも当時はよくわからないながら、時代に抵抗する者の代表として一目置くことにした。 ジョージ・フォアマンとの一戦は今も鮮明に覚えている。徴兵拒否のため最盛期をすぎ…

安田純平のタフネス

第53回ギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)が2日発表され、テレビ部門の大賞に、テレビ朝日の「報道ステーション」の二つの特集、今年3月放送の「ノーベル賞経済学者が見た日本」と「独ワイマール憲法の“教訓”」が選ばれた。 https://www.youtube.com/…

常岡氏、また強制送還さる

常岡浩介氏が安田純平氏の救援活動でトルコに突っ込むも入国に失敗した。 きょう、中欧の某国からイスタンブールに飛ぶ予定だったので、案じていたら、夜になってこんなツイートが。《イスタンブールのアタテュルク空港で、またまた拘束され、明日まで留置さ…

メディアは安田氏報道で反省を

もう6月か。 節気は「立夏」に次ぐ「小満」。「あらゆる命が満ちていく時期。太陽を浴び、万物がすくすくと育つ季節」だそうだ。 候でいうと5月31日からは「麦秋至」(むぎのとき、いたる)に入る。 一昨日の朝日俳壇に「新緑の万緑となりゆく疾(はや)さ …