2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

北朝鮮の美女スパイに会っていた?

脱北女性が北朝鮮のスパイとして逮捕された。 メディアによって情報がまちまちだが、以下は毎日新聞。 《脱北者を装って韓国に亡命し、複数の軍人に近づいて得た情報などを北朝鮮に送っていた国家安全保衛部所属の女スパイ(34)が摘発され、愛人関係にあ…

ヒマラヤを越える子供たち

こないだの週末、長野県に住む友人が、東京でチベット祭りに参加するので上京する、ついてはぜひ来てほしいと誘われた。ものすごく忙しかったのだが、そこまで言われれば行かないわけにはいかない。 ポレポレ東中野で「受難と祈り」という祭りがあった。いろ…

北京五輪―宴の後に何が?

登山家で、エベレストの清掃登山などで知られる野口健氏が、雑誌『諸君』に「宴のあとに待つ『チベット人への報復』を許すな」という文章を載せている。 彼は、登山で付き合いのあるチベット人ガイドなどから、中国のチベット弾圧について知り、心を痛めてき…

金メダルの涙

北京五輪には疑問を持っている私だが、はじまってみると、やはりテレビを観てしまう。 さっき、女子ソフトボールで日本がアメリカを破り、悲願の金メダルを取った。飛び上がって喜んでいる選手を見ていると、ジーンとしてくる。心を一つにして闘う団体種目な…

蝉時雨の千鳥ケ淵墓苑

外国のように「無名戦士の墓」があればいいのに、という若い人に、「日本にも立派な無名戦士の墓があるよ」と言うとびっくりする。それが、千鳥ケ淵戦没者墓苑だ。 墓苑のホームページによると、 《千鳥ケ淵戦没者墓苑は、昭和34年(1959年)国によっ…

サンプロ「サムスン疑獄」

きょうのサンプロは韓国の巨大財閥サムスンの大疑獄事件を追った特集だ。私は2週連続でサンプロのスタジオに出ることになった。 これを観た高校時代の同級生のT君がこんなメールをくれた。 《女房は隣の国、韓国に、巨大企業があることを知り、びっくりし…

早紀江さんの歌の心

久しぶりに、横田早紀江さんの短歌を読んだ。早紀江さんは朝日歌壇に何度も入選したほどの詠み手である。 《はろばろと睦み移りし雪の街に 娘を失いて海鳴り哀し》 めぐみさんと双子の息子もいれて五人で広島から新潟に引っ越してきたのが、拉致の一年前。家…

拉致事件30周年雑感

30年前のきょう、鹿児島から市川修一さんと増元るみ子さんのカップルと、佐渡から曽我ひとみさんとお母さんのミヨシさんが北朝鮮に拉致された。 曽我さんは、02年の9月の日朝会談で北朝鮮側からはじめて名前が出て、驚かされたものだ。家出と見られてい…

韓国人の熱狂について

韓国人が一気にある方向に走り出したときの勢いは、日本人の想像を超えるものがある。これがどこから来るのか、私は韓国の専門家ではないので、今もよくわからない。 今回の「牛肉騒動」に火をつけたのは、MBCの看板報道番組「PD手帳」だが、かつてはこの番…

サンプロ「韓国騒乱」

サンプロで「緊急追跡 韓国騒乱〜急失速!経済大統領の危機」を放送。私がスタジオ出演した。番組の予告は以下。 《李明博(イミョンバク)政権が発足して約5ヵ月。大規模デモが続く韓国が、今、大きく揺れている。去年12月の世論調査では、大統領の支持…

旧知の人たちに励まされた日

このところ、トラブルで気の塞ぐことが多かった。食欲が落ちて気力も萎えていた。 そこに高校同期生から、飯嶋和一君が4年ぶりに新作を出したとの知らせが来た。歴史小説家で、『汝ふたたび故郷へ帰れず』、『雷電本記』、『神無き月十番目の夜』、『黄金屏…