雨がつづいて各地に大雨注意報が出ている。梅雨の末期には豪雨の災害が起きることがよくあるという。NHKの夜ニュースのMCが、今夜は高い場所でお休みくださいと言ったのには驚いた。大事にならぬよう祈ります。
この黄色い花を道端でよく見るが、ハルシャギクという。北米原産で明治時代日本に帰化したそうで、園芸用だったのが野生化したようだ。
漢字で「波斯菊」と書くのだが、波斯とはペルシャのこと。なぜペルシャなのだろう。不思議だ。
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フランスの司法当局がユニクロのフランス法人の捜査を始めたとのニュース。
《フランスの司法当局はNGOなどの告発を受けて、人道に対する罪の隠匿の疑いで捜査を始めたことを1日、明らかにしました。
フランスのNGOなどはことし4月、中国の新疆ウイグル自治区の人たちの強制労働で作られた材料を使っている疑いがあるなどとして
▽「ユニクロ・フランス」のほか
▽ZARAなどを展開するスペインのアパレル大手「インディテックス」
▽アメリカの「スケッチャーズ」、
▽フランスのアパレルブランドを所有する「SMCP」の
4社を告発していました。》(NHK)
中国共産党によるウイグル族への人権抑圧の問題が、ビジネスの世界にまで波及してきた。2年前にはニュースも支援の動きも低調だったが、ここにきて中国の人権問題の中心的イシューになってきた。
関心が高まるのはいいのだが、中国はこうした抗議の声に一切耳を貸さず、国際社会でも強い影響力を見せつけている。
6月22日、第47回国連人権理事会で、アメリカ、イギリス、フランス、日本、イタリア、ドイツなどが署名した、新疆ウイグル自治区の事態に「深刻な懸念を抱いている」との共同声明を発表、カナダ代表が読みあげた。
これに対し、ベラルーシ代表が、香港地区・新疆・チベットの問題が中国の内政であり、外国が干渉すべきでないと、中国を支持する共同声明を読み上げた。
前者の中国を批判する共同声明に署名したのが45カカ国なのに対して、中国を支持した国が(中国によれば)65カ国と多く、この数は去年の45カ国より20カ国も増えている。
民主主義国が数を減らしている現状を見ると、これからの世界でますますとんでもないことが起きるのではと、懸念せざるをえない。
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先週の「報道特集」で、リンゴ日報(アップルデイリー)停刊について特集を組んでいた。ここにその映像を載せて記憶に残しておこう。今後は台湾版だけが残ることになる。
香港の闘いの火が人々の心に残っていってほしい。