台風への警戒が呼びかけられている。
《大型で非常に強い台風第10号は、5日22時には南大東島の南西約40キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心の東側280キロ以内と西側185キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。》(気象庁 5日23時)
風、雨、高波いずれもすさまじいものになるという。被害が大きくならぬよう祈ります。
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きょうは畑で作業。大根の種をまき、ブロッコリーを植え替えた。
作業は汗だくになるが、帰りに畑の野菜を持ち帰れるのが楽しい。ナスと空心菜を夕ご飯のおかずにした。
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チェコの大統領に次ぐナンバー2のビストルチル上院議長の台湾訪問が波紋を広げている。
90人の大訪問団を引き連れて台湾を訪れ、蔡英文総統と会談し、議会でも演説を行って台湾支持の姿勢を明らかにしたビストルチル議長だが、もっとも注目されたのが1日に立法院(議会)で行った演説。
中国語で「私は台湾人だ」と語りかけると全議員が立ち上がって万雷の拍手をおくった。
これは1963年にケネディ米大統領が、西ベルリンにおいてドイツ語で「私はベルリン市民だ」”Ich bin ein Berliner”(イッヒ・ビン・アイン・ベルリーナー)と言った歴史的演説に範をとったものだ。
ケネディは、ともに(ソ連)共産主義と闘おうという意味で言ったとされ、ビストルチル氏は「ともに中国と闘おう」と台湾との強い連帯の言葉を発したことになる。
また、この台湾訪問に先立って、北京市と友好都市協定を結んでいたプラハ市が、協定から「一つの中国」に関する条項の削除を求めたところ、予定されていたプラハの管弦楽団の中国公演は中止になり、友好都市関係が解消されている。
中国は訪問前から「台湾を訪れるチェコ企業は、中国では歓迎されないし、中国人も歓迎しない」と脅しをかけていた。しかし、中国からの圧力のもと自由を求める台湾の人々が、チェコ人には、旧ソ連の圧政に血を流しながら闘ってきた自らの境遇に重ね合わされたのだろう、台湾訪問を敢行したのだった。
この訪問に中国は激しく反発し、ドイツ訪問中の王毅外相は「深刻な代償を払わせる」と恫喝。
すかさずドイツのマース外相が「我々は国際的なパートナーに敬意をもって接する。相手にも同じことを期待する。脅迫はふさわしくない」と王毅外相にビシっと釘を刺した。
この応酬は両外相の共同会見の現場で、つまりとなりに相手がいる状況でなされている。ドイツはメルケル首相だけでなく閣僚も根性がすわっている。
さらに国家元首までが声をあげた。
「深刻な代償を払わせる」とチェコが恫喝されたのを受け、隣国スロバキアのズザナ・チャプトヴァー大統領が1日、ツイッターを更新し、欧州の国家元首として初めて、中国の威嚇は「受け入れられない」と批判した。
「スロバキアはチェコを支持する、EU加盟国への威嚇は受け入れられない」と毅然とした姿勢を示している。
このほか、ドイツ連邦議会(下院)外交委員長を務めるノルベルト・レットゲン氏が王毅外相の姿勢に不満を表明。チェコが中国の報復を受けないよう、立場を一致させるべきだとEUに呼び掛けた。
台湾との関係が深い日本も、こうした一致した行動の輪に加わるべきではないか。
外国のリーダーとゴルフするのが外交じゃないんだよ。(何につけてもボヤキになってしまいます、すみません)