長井健司さんの妹さんと外務省へ

takase222008-06-25

 きのうの朝10時、外務省に行った。ミャンマーで殺された長井健司さんのカメラ、フィルムなどの返還を軍事政権に強く迫るよう、5万筆の署名とともに要請した。愛媛から長井さんの2歳違いの妹さん、小川典子さんに、「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」代表の木下黄太、副代表の岸野亮哉、宗教学者島田裕巳週刊金曜日編集長の北村肇の各氏と私が同行した。
 写真は、外務省前で報道陣に答える小川典子さん。
 典子さんたちは、午後はミャンマー大使館に向かったが、私は用事で行けなかった。テレビや新聞はほとんど取上げたようだ。
 以下、「抗議する会」のサイトから引用する。
《きのう午後二時、五万人分の署名をミャンマー大使館に出しました。またしても郵便受けにいれろという、不誠実な対応にあきれかえります。
ミャンマー大使館は電話対応もろくにしないですし(電話自体がつながりにくい)、基本的な事務処理も機能していないという感じです。
午前中の外務省は南東アジア1課長や邦人保護課長と一時間近い、熱のこもった話が続きました。五万人分の署名の意味は重く受け止めて今後も継続してミャンマー側と交渉するという姿勢は示していただきました。しかしなかなか突破口が難しいという実情も伝わってきました。
提出した五万人の署名を頂き、本当にありがとうございました。実は、現在仮の推計ですが、およそ六万三千人の署名が集まっています。十万人を目標としていますので、ことし9/27までに三万七千人の署名を必要としています。引き続きご協力をお願いいたします》
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/d/20080625
 東御市立東部中学校が制作した環境ビデオ作品「水は世界をめぐる」が日本大会最優秀賞を受賞したことはすでに書いたが(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20080522)、世界大会でもグランプリを受賞したとの報が届いた。その中学に勤務する友人からメールが届いた。《夕方のローカルニュースで授賞式の模様を伝えていましたが、今はもう高校生の彼ら彼女ら、そして直接指導した元顧問の先生の晴れやかな笑顔も清々しいものがありました。》
まだ観ていない方は、ぜひご覧下さい。http://ch.panasonic.co.jp/index.html?contents=00998