中村哲医師が日本人を嘆いたわけ

 元旦から能登半島地震が襲い、正月気分どころではない状況だが、まずは新年おめでとうございます。

 地震の被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。飲み水のない地域もあるとのことで、一刻も早い日常生活の回復をお祈りします。

 今年のペシャワール会のカレンダー。

ペシャワール会カレンダー1月


 私たちの軌跡そのものが、
 平和を求める人々に 
 勇気と慰めを与えれば 
 これに過ぎる喜びはない。
        ―中村哲

 

 年末、ウェブマガジンJBpressに中村哲医師の哲学をこれからの日本人の生き方に活かせないかという趣旨の記事を出した。先月23日の地平線会議報告会の内容の一部を中村さんに引き寄せて書いてみた。

jbpress.ismedia.jp


 すると、記事がすごい勢いで拡散されていると知り合いから連絡があった。

 アクセスランキングを見ると元旦深夜段階で直近1時間では9位に入っていた。JBpressは経済、社会、スポーツ、エンタメなどの最新ニュースや話題を扱う総合メディアで、そこでこの順位はすごい。中村さんの人気が第一だろうが、人が生きて死ぬ意味を問うビッグクエスチョンズにみなが潜在的な関心をもっていることを示すものだろう。

 中村さんの記事に引っ張られたのか、そのあとにアップしたウクライナ取材報告もアクセスが多く、さっき2日の昼段階で直近1時間で6位になっている。「昨日」一日のランキングでは20位内に両方が入った。

ウクライナ取材報告(5回目)が直近1時間で6位に

「昨日」一日のアクセスで私の書いた記事が14位と19位


 今年はコスモロジーを活動の中心に据えようと思っているので励まされる。

 今年も引き続き発信していきますので、みなさんよろしくお願いします。