浅ましさ「佐川佐川」の安倍一座

 ミモザのあざやかな黄が眼に入ってくる。通行人が歩みをとめて見上げていく。春の風景のなか、心弾むアクセントである。
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 浅ましさ「佐川佐川」の安倍一座  (朝日川柳 17日 神奈川県 朝広三猫子)
 改ざん問題の国会審議。自民党の議員がときに声を荒げて、財務省の官僚を叱りつけるさまは、誰にもわかる安っぽい筋書きのドラマだ。とにかく悪いのは財務省の官僚で、一番悪いのは佐川にしとこう、と。
 その財務省トップの麻生太郎大臣は16日、衆院財務金融委員会で、こんなことを言っている。
 改ざんへの職員の関与について、「国会で答弁していたのは佐川氏なので、佐川氏の関与の度合いは大きかったのではないか」と。そして、15日に事務次官や局長ら幹部を呼び「真摯に反省する必要がある。いい年こいた大人に対してこんなことをおれに言わせるのが、そもそもふざけた話なんだ」と注意したという。これには呆れた。お前らのせいで、俺が矢面にたっているじゃないか!って・・・これじゃ麻生氏、すっかり被害者ではないか!汚いぞ。財務大臣財務省の官僚に悪態をつくくらいだから、自らの責任をとるなどということは全く考えていないそうだ。

このあまりに子どもっぽい姿勢はしかし、市民の反発を強める可能性が高い。麻生大臣がやめないほうが早く安倍内閣は倒れるかも。日本テレビ産経新聞が「改ざん」という用語を使い始めた。
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 内閣支持率が軒並み激減している。
 朝日新聞の17〜18日の調査、支持率は31%(前回2月調査は44%)で、第2次安倍政権発足以降で最低。不支持率は48%(同37%)。
 毎日新聞の17〜18日の調査、支持率が33%(前回2月調査は45%)、不支持率が47%(同32%)と同傾向だった。
 共同通信の17〜18日の調査、支持率は38.7%(前回3〜4日の調査は48.1%)、不支持率は48.2%(同39.0%)
 一番すごいのはNNN日本テレビなど)の16〜18日の調査で、支持率は30.3%(前回2月調査は44.0%)と20%台目前、不支持率は53.0%(同37.3%)。
 どれも不支持率が高い。NNN調査では、支持、不支持の差が20%を超えている。
 今の流れが大きくなるか、安倍首相側の数の力で抑える手法がそれを食い止めるか。ここ数日で趨勢が分かるだろう。
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 今朝の『佐賀新聞』の社説「原発風評被害―正確な情報の発信を」は《東日本大震災東京電力福島第1原発事故から7年が経過したが、福島県の現状を巡る風評や偏見は根強く残っている》として、科学的に正確な情報をメディアも繰りかえし伝えるべきだと論じている。賛成。
 《避難区域を除けば、福島県内の放射線量は他地域と大差がなく、健康リスクは全く変わらない。今後もがんが増加することは考えられない。これは国連放射線影響科学委員会の報告書などでも裏付けられている。
 福島県産の農林水産物放射性物質の厳格な検査が実施され、合格したものだけが出荷されている。福島県産食品の安全性は全く心配ない。ところが、こうした知見は広く共有されていない。》
 《風評やデマをなくそうとする活動に対して、根本の原発事故を起こした東京電力と政府を免責することになる、という批判がある。しかし、これは科学的なリスク評価と原発事故の責任追及を一緒にしている。この二つはどちらも必要であり、切り分けるべきだ。》http://www.saga-s.co.jp/articles/-/194442