ウクライナ取材の現場から11

 ウクライナでの取材報告を読んでいただき、またご心配いただきありがとうございました。取材を終えるにつき、みなさんに一つ提案があります。

 ウクライナの人と直接に対話してみませんか。例えば20歳のボランティア、マックス君と。彼は日本の人との交流にとても興味を持っています。今はZOOMなどを使っていくらでもライブで対面しながら話し合うことができます。

去年2月24日にロシアが侵攻するまで、戦争は映画のなかの出来事だと思っていたマックスだが、その2日後の2月26日から避難民を救援する活動に入った。今は大学を休学して兵士と住民の支援活動に邁進している。

マックスはTikTokに前線での危険な支援活動を動画で配信し、寄付を募っている。フォロアーは1万2千人。

 日本の若者、中高生や大学生がZOOMで彼と質疑応答したり意見交換するのはどうでしょうか。新たな世界に目を開かれ、有意義な知見を得ることができると思います。学校の教員の方には、カリキュラムの中での交流もお勧めです。時差6時間なので日中つなぐこともできます。(日本時間15時=ウクライナあさ9時)

 また、年齢層を問わず、ウクライナ国民のリアルな気持ちを知りたい人、平和や戦争について考えたい人など、仲間を募って彼やスタッフとトークセッションをするのも面白いのではないでしょうか。

 マックスは英語でもコミュニケーションできますが、ロシア語ができる人に通訳してもらうと完璧です。(彼はロシア語もウクライナ語もOK)

 私が現地とつなぎますので、関心のある方はご連絡ください。