きょうも不安定な天気だとの予報。茨城県ではひょうが降ったらしい。
つつじの花が絨毯のように咲いている。
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ちょっと古くなったが、今週の朝日歌壇は梨子さんとお母さんの松田由紀子さんが入選。
しゃぼん玉近づくように笑い合う「モモって呼んで」「リコって呼んで」 松田梨子(馬場、高野選)
いよいよ春新たまねぎと白エビは進級祝いにカラッと揚げる 松田由紀子(高野選)
進級して新しい友達もできたようでよかったね。
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ツイッターを見ていたら、思わず笑ってしまうツイートが。
《関電のやり方って、8月31日まで夏休みの宿題に手を付けず、31日の夜になって「たった一晩で宿題ができるわけないだろ!」とキレる小学生のようだ。理路整然と「一晩で夏休みの宿題は終わらない」と説明されてもね…という感じ。「9月1日・2日が土日なので、とにかく宿題やれ!」が現状。》https://twitter.com/#!/nozaki_yasuhito
関西電力は、きょう、原発を再稼動したら電気はちょうど足りますよという計算を出してきた。
《関西電力の大飯原発(福井県おおい町)が再稼働すると、関電管内の今夏の電力需給は再稼働しない場合の14.9%の不足から、わずかにプラスになるとの試算を同社がまとめた。今夏の電力見通しを話し合っている政府の需給検証委員会で10日示した。
この試算は、「原発が再稼働した場合の影響を知りたい」との委員の求めに応じ、関電が示した。関電はこれまで、再稼働しても5%程度の電力不足になるとの見通しを示していた。今回は夜間に余った電気で水をくみあげ、昼に流すことで電気をつくる揚水発電の能力が増えると見込んだ》(朝日新聞)
よくもまあ、ぴったりと数字を合わせてくるものだなあ。
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さて、関電はとっくの昔にこの夏には需給がタイトになるのがわかっていたのに、「宿題」を(わざと)やってこなかったわけだが、「需給調整契約」は追加投資や特別な準備のいらない、手軽で非常に有効なピーク対策である。東電では、4月29日に紹介した他にも、実にさまざまな種類の契約があった。
○瞬時に遮断可能な負荷設備により原則として10000kW以上を1時間以上にわたり調整する「瞬時調整電力契約」
○6月1日から9月30日までの期間に10%以上または500kW以上の調整をする「緊急時調整契約A」
以上は「随時調整契約」といわれるものだが、あらかじめピーク需要をずらす「計画調整契約」というのもある。
○「夏季休日契約」
○「夏季操業調整契約」
○午後1時から午後4時までの間に調整をする「ピーク時間調整契約」
去年夏の新聞記事によれば;
《企業や工場など契約電力500キロ・ワット以上の大口需要家向けの「計画調整特約」は対象となる約7000件のうち約1200件が契約している。さらに、今夏限定で契約電力50〜500キロ・ワットの中小企業などを対象にした「需給調整特約」が新設された》(読売新聞 2011年8月16日)
知らなかった!
原発事故後の対応があまりに官僚的で、怨嗟の声が上がっている東電。地域独占で、料金値上も一方的だと非難されている東電。この電力会社が、大口需要者には、かくもきめ細かいディスカウント・システムを用意していたとは!
そして、去年の夏にはピーク対策としてかなりの効果を上げていたのだ。
(つづく)