今週は公私ともに心配ごとがいろいろ出てきて苦しかった。それで、というわけではないが久しぶりに「お福」で暑気払い。
おかみは、何が起きても動じないタイプで元気付けられる。新宿で飲み屋を30年以上やっているのに今も田舎言葉で受け答えする。おかみが摘んできたワラビのおひたしで、山形県白鷹町の地酒「加茂川」を飲む。大好きなワラビが食べられて感激した。
10時過ぎ、新宿「ともしび」からの帰りだと、おかみのお姉さんがやってきた。「ともしび」の余韻が残っていたのか、カラオケを所望。姉妹で「真夜中のギター」を合唱する(写真;右がおかみ)。小さい頃から歌が好きだったというだけあって見事にハモッていた。
田舎のお祭りの話になった。白鷹町には鮎貝城という城がある。http://atenzasports23z.blog.so-net.ne.jp/2009-06-30伊達政宗の勢力下にあったが後に上杉家の支城になり、本庄家が城主だった。毎年10月のお祭りには、本庄家の末裔が里帰りするという。お祭りは楽しいよねと姉妹ではしゃいでいる。いまだにそんなことをやっているのかと感心した。なお、おかみの家の「冨樫家」は本庄家の足軽頭だったそうで、今も姉妹は「本庄さま」と呼んでいる。
そういえば先日、サンプロの飲み会があり、同じテーブルにコメンテーターの渡部恒雄さんがいた。渡部恒三さんの息子さんで会津出身なので、私が高世は会津から移住した話をしていた。すると番組スタッフの深谷さんという人が、「私も会津で、先祖は上杉家について移っていったのです」という。深谷上杉家というのがあるくらいで、上杉家はもともとは関東に勢力を張っていた。苗字の深谷は地名からきたという。
このところ、「天地人」の世界がひろがっている。