ヒラリーに脱帽

お付き合いのある新聞記者OBの方からメルマガが届いた。面白いので紹介したい。

こんばんは。
夕刻、ラジオを聞いていてたら、視聴者の川柳が。
《ライオンに 吠えられトラに 足取られ》
 麻生首相、あまりのお粗末さに、この数か月川柳ネタとしてはダントツの
人気なんだそうです。今回の財務相“ろれつまわらず会見”でまたまたネタに。
 あれは、どう見たって酒かなり飲んでた、と思う。
 ただ、同行記者の一部も一緒に飲んでたんで、
ずばりメディアに出てこないのだ、とか。
 ほんとうか。ほんとうな気もする。
 それにひきかえ、クリントン国務長官の驚嘆すべき仕事ぶり。

ヒラリーの政治家としての信条や人柄などは脇において、たしかに「仕事ぶり」はすごい。
明治神宮に参拝し、中曽根外相と在沖縄海兵隊をグアムに移転する協定に署名し、日米首脳会談のサプライズを伝え、麻生総理と会食し、民主党の小沢代表と会談し、拉致被害者家族の話を聞き、皇后さまにお茶に招かれ、複数のメディアとの単独インタビューを含めマスコミにしっかり露出し、東大生と交流し・・・・
この積極性には、明確な目的意識がある。それにしてもヒラリーは日本だけでなく、このあとインドネシア、韓国、中国と歴訪していくのだ。この気力、体力に脱帽である。
もう、日本の大臣の外遊とは比べまい。
ヒラリー訪日中、気になったのは民主党小沢代表の態度。ヒラリーから会いたいとアプローチされて「私から特に話すテーマはない」と答えていた。向こうが会いたいというから会ってやると言いたかったようだ。
政権を取ろうという人が、こんな姿勢でいいのか。自分から「ぜひ会ってくれ、注文したいことが山ほどある」と迫るのが当然だろう。
次期総理は小沢氏でいいのか、疑問になる。