高尾山はスミレの宝庫だった

18日金曜の報道ステーションの特集が話題になっている。
「独ワイマール憲法の“教訓”」の特集だ。
民主的な手続きでナチス全体主義へと移行するさい、48条の「国家緊急権」がキーになったという歴史を辿り、自民党憲法改正草案に盛り込まれている「緊急事態条項」への警鐘を鳴らす。
非常に力の入った企画で、番組キャスターを退く古舘氏のいわば「置き土産」。これはなるべくたくさんの人に観てほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=3Kw0uuflXdc
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きょうはかみさんと高尾山に出かけた。
イカーの多いこと。中国語、韓国語、英語が飛び交い、外国人の多いことにも驚いた。

富士山は見えなかったが、幾重にも重なる山並みをながめるのは気持ちがいい。
私はだいぶ前に行って以来2回目。久しぶりに長いハイキングを楽しんだ。歩数計は2万4千歩をマーク。山を下りて熱燗を飲み、ホロ酔いで帰宅した。

高尾山はスミレの種類がたくさんあるそうで、25種類くらい見られるという。
「ビジターセンター」の人に見わけ方を教えてもらって3つか4つの種類をスマホで撮った。

まず、エイザンスミレ。
エイザンとは比叡山のことだという。葉っぱがギザギザ。

つぎはタチツボツミレ。
丸い葉っぱ。

三つ目はヒナスミレ。
丸みをおびた三角形の葉っぱで先がとがっている。高尾山には多いそうだ。

教えてもらったあとで、とてもきれいに咲いているスミレを見つけたが、種類が分からない。
葉っぱはエイザンスミレに似てるんだが、どうだろう。

帰り道、沢を下ってくる途中、湿った岩の割れ目からコココと鳴き声が聞こえてきた。4ヵ所か5ヵ所、かなりはっきりと聞こえて、ハイカーも立ち止まっている。これはタゴガエルというカエルだそうだ。
春の交尾の時期によく鳴いているという。
ヒヨドリもよく鳴いて、きょうは音でも楽しんだ。

いい休日だった。
早めに寝て、厳しい月末にそなえよう。