近くの寺に蓼(たで)の花が咲いていた。薄紙のような花弁が風にヒラヒラとはためく。《蓼食う虫も好き好き》のことわざから、憎まれ役のイメージがあるが、白い花は頼りなげで可憐である。小さな黒い実をつけ、それが苦いらしい。どれだけ不味いのか、こん…
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