まさか、こんな日が来るとは・・・
年老いた脱北者たちが、感動の涙を流しながらつぶやいた。
26日、北朝鮮の人権侵害について、日本の裁判所が北朝鮮政府に対し、損害賠償を命じる画期的な判決が出たのである。

1959年から84年まで行われた「帰国事業」で9万3千人の在日コリアンと日本人配偶者が北朝鮮に渡った。その後脱北して日本に帰ってきた5人が、8年前、北朝鮮政府を訴えた。
原告の5人(死去により現在は4人)は、「地上の楽園」という虚偽の宣伝で北朝鮮に渡航させられ、渡航後は出国を許されず、最低限の食糧すら提供されずに人権抑圧状態に留め置かれ、人生をいかなる場所・体制下で送るかについての自己決定権および移動の自由を侵害されたとし、被告(北朝鮮政府)に対して損害賠償を求めていた。
東京地裁は、帰国事業で「精神的、肉体的苦痛」を被った原告4人に対し、北朝鮮政府は8800万円を支払えと命じる判決を言い渡した。
原告は控訴しない意向で、北朝鮮政府も控訴することは考えられないことから、この判決は確定する見込みだ。
歴史的な判決で、これは国際的にも注目されるだろう。また、もう一つの北朝鮮による人権侵害である拉致被害にも応用できる法理で、この点でも注目される。
https://news.ntv.co.jp/category/society/05afbb45042c41bd8baaa48f76280878