イスラエルはどこまで残忍になれるのか。
SNSでは「鬼畜!」「絶対に許さない」と吐き捨てるような投稿がならぶ。
イスラエル軍がガザ南部のナセル病院4階を爆撃した。消防隊と救急隊がかけつけて救助活動を始めたところに、二度目の爆撃を行った。消防隊員と救急隊員が死亡、その他に現場を取材していたロイターのフサーム・アル=マスリー記者、マリアム・アブーダッカ記者、ムハンマド・サラーマ記者が殺害された。ヨルダンTV局アル=ガドの生放送中だったという。
爆撃の後に救助のために集まってくる人々を狙ってさらに爆撃する「ダブルタップ攻撃」。私も「鬼畜」という言葉を使いたくなる。

🚨BREAKING :A video documents a horrific Israeli crime: targeting ambulance and civil defense crews as they were rescuing victims and the wounded after Israel bombed Nasser Medical Complex in Khan Younis among them was journalist Hossam al-Masri. pic.twitter.com/hKlZGBIpoa
— Gaza Notifications (@gazanotice) 2025年8月25日
これと全く同じことをロシアがウクライナでやっている。
病院、学校、ショッピングセンターなど人が大勢いて通常は攻撃対象にならない民間施設を「ダブルタップ爆撃」するのだ。さらに消防署をピンポイントで破壊する。空爆で起きた火災を消火させないためだ。
いまトランプ大統領のウクライナ和平がどうなるかと話題になっているが、これがロシアに一方的な侵略だということ、そしてロシアの目的がウクライナの属国化であることをあらためて確認したい。
国末憲人氏「通常の紛争解決の発想でロシア・ウクライナ戦争を見ると道を見誤るということ。双方の言い分を聞いてその間に着地点を見つけようとする発想自体が、すでに罠にはまっている」。
平野高志氏「露宇戦争は核兵器保有国/国連安保理常任理事国の侵略という大戦後秩序の要素とナチス的なまごうことなき侵略戦争というそれ以前の要素があり、平和構築の理論・実践はあてはめにくいのではと常々思っています」。
https://x.com/hiranotakasi/status/1959709380485816653?s=43
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対等な二つの国がドンパチやってるわけではないのだ。
18日のトランプとの会談を控えてXで発したゼレンスキーのメッセージでは、2014年にクリミア半島とドンバス(二つの自称「人民共和国」国家をロシアが作った)を諦めさせられたことが2022年の全面侵攻に繋がった教訓と、ブダペスト覚書(ウクライナが核兵器を放棄し、米英露がウクライナの安全を保障する)が失敗した教訓について触れた。
https://x.com/hiranotakasi/status/1957302703601713313?s=43
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/4026698-zerenshiki-yu-da-tong-lingwashinton-dao-zheroshiagakono-zhan-zhengwo-zhongwarasenebanaranai.html
柳条湖事件を起して満州国を建国し、そこでとどまらずに盧溝橋事件から中国侵略をさらに推し進めたかつての日本のように、もし現在のロシアの占領を認めるならば、かならずロシアはさらなる侵略に踏み切るだろう。

全面侵攻から3年半、2014年のクリミア併合、ドンバス紛争からは11年半になり、国民は戦争に疲れ果てている。それでもロシアに膝まづいて生きることを拒否するウクライナの人々にあらためて連帯の意を示したい。