トランプを批判しはじめたゼレンスキー大統領

 「笑いで平和を」――。クラウン(道化師)やアーティストらによる「クラウンパレード2025」が5日、東京都墨田区の「本所地域プラザBIGSHIP」で開かれた。

 ウクライナはクラウンの本拠地でもあるという。

 ウクライナ南部のオデーサでは毎年4月、「笑いで平和を」とクラウンの国際フェスが開かれてきたが、現在は戦争のため中断を余儀なくされている。ウクライナの人々と連帯して、笑いで励まそうと22年から毎年開かれている。

 クラウンパレードは、ロシアの全面侵攻の年、2022年の4月1日に生まれました。

 世界中のクラウン(道化師)やクラウンを愛する人、愛と善と平和を訴えようと、ビデオを投稿したものをあつめ、「Clown Parade]というYouTubeチャンネルをつくったのです。それだけでなく、東京の羽村(22年5月)、横浜(23年4月)でチャリティー公演を行い、収益をウクライナのオデーサで毎年「笑いで平和を」をスローガンに開催している国際クラウンフェスティバル「コメディアーダ」の主催団体に寄付しました。長引く戦争、さらにはイスラエルによるガザの攻撃など、世界各地で紛争と分断が激化するなか、愛と善と平和をという理想を掲げ、人間の善と愛を信じることを、クラウンたちが呼びかけ、実践していくのが、クラウンパレードです。


 クラウンパレードの終着点は、ほんとうの平和がくる日です。それまで行進は続きます。
 たぶんその時々で、テーマはかわるかもしれません。今、私たちがしなくてはならないのは、ウクライナの人たちを鼓舞し、元気づけることです。(主催者のチラシより)

 収益はウクライナのオデーサの劇団マスキに送られ、ウクライナの人々の支援に役立てられます。

 

 ゼレンスキー大統領、はっきりトランプのアメリカを批判し始めた。

 

www.ukrinform.jp


以下、UKRINFORMより

  ウクライナのゼレンシキー大統領は、米国は交渉において、ウクライナとの関係においてのみ、停戦に同意させるために、支援停止という「力」を使っており、ロシアに対しては提案しか提示していないと発言した。

 ゼレンシキー大統領がCBSニュースとのインタビューの際に発言した。

 ゼレンシキー氏は、「米国は、私たちにとって、民間人へのロシアのミサイル攻撃が来ることの理解がなければ、弾道ミサイル攻撃が非常に痛みあるものとなることを知りつつ、私たちへの支援とインテリジェンス共有を止めた。そして、私たちは、それが止められたことを知る中で、ウクライナが無条件停戦に向かえば、それ(編集注:支援とインテリジェンス共有)は再開されるという条件だと聞き、私たちは無条件停戦へ向かうと述べたのだ。そして、その点で、私には大統領として疑問がある。私には、何かが遮断され、『行け、そうでなければ私たちは再開しないし、損耗が生じ、武器、支援、インテリジェンスはない』と言われた。私には疑問がある。では、米国はロシアにはその対称で何をしたのだ? 『停戦へ行け、さもなくば、お前には非常に強力な制裁パッケージが科されるぞ』か? しかし、正直かつ公正に言えば、私たちは遮断されて、それ後提案されたが、ロシア人には提案はされたが、何も遮断されなかったのだ」と発言した。

 また同氏は、「力による平和は一方にのみ、私たちの側にのみ機能している」という状態になっていると強調し、「私は、それは不公正なアプローチだと思っている」と指摘した。

 その上で同氏は、米国は強力な措置をとるべきだとし、「私たちはまだ、それにとても強く期待しており、ウクライナに対してではなく、ロシアに対して条件が出されることを期待している」と発言した。

・・・・・・
 国際政治学者の東野篤子筑波大教授のXより @AtsukoHigashino

 トランプ大統領は、プーチン大統領を指してgreatだのsmartだのcunningだのと言ってきましたし、なんといっても大国中心志向ですから、それに比べてゼレンスキー大統領への評価が低いのは驚きでもありませんが、

 このトランプ発言がクリヴィー・リフやスーミで子供を含む多くの犠牲者が出た段階で出てきたことのほうがより深刻であろうかと思われます。

 つまり、自らが停戦交渉なるものに乗り出してきた「あとに」ロシアがウクライナへの攻撃を激化させ、トランプの言う「誰にも死んでほしくない」という状況がいともやすやすとロシアの手によって破られても、トランプ大統領の怒りはウクライナ(およびゼレンスキー)に向きがちである、ということです。

 トランプ氏、ゼレンスキー氏を猛批判 対米依存不満 「有能かどうかも分からない」 https://sankei.com/article/20250415-TYMPAMR6YBJYFL7CMBRKZVU2VM/ via 
@Sankei_news

 

 アメリカの「和平」努力には、警戒感しか持てない状況だ。