Youtubeチャンネルに、ようやく1月31日の後藤健二さんのイベントを投稿しました。チャンネル登録をよろしくおねがいします。
【追悼】「私が呼ばれている」ISに殺害されたジャーナリスト後藤健二さんを偲ぶ
ジャーナリストの後藤健二さんがIS(イスラム国)に殺害されて十年が経つ。1月31日、都内で「ジャーナリスト後藤健二 追悼イベント」が開かれた。主催したのは、後藤さんと親交のあったジャーナリストたちで、生前の彼の思いと行動を偲び、ジャーナリズムのあり方を語り合った。
小説家の平野啓一郎さんはイベントに追悼文を寄せ、「今こそ、最も困難な場所から、何が現実に起きているのかを伝えようとし続けた、後藤さんの活動を振り返るべき時」と訴えた。
後藤さんは世界各地の紛争地を訪れ、困難の中を生き抜く人々の声なき声を拾って伝えてきた。また、報道するだけではなく個人的にもできるかぎりの支援を行っていた。
2014年10月、後藤さんは激しい内戦がつづくシリアの取材を試み、IS(イスラム国)に拘束された。すでに8月には湯川遥菜さんが拘束されていたが、日本政府は「テロリストとは交渉しない」としてISとの接触もまともに行わないまま、翌15年の1月に二人は殺害された。後藤さんの死後、著名な政治家が彼の行為を「蛮勇」と非難、国民のあいだにも「自己責任論」がひろがった。
こうした対応はしかし、世界では極めて特異だ。フランスでは、おなじくISに誘拐された4人のジャーナリストを政府が交渉して解放させ、帰国した彼らを当時のオランド大統領が空港に出迎えて祝福している。フランスは身代金を払ったとされているが、政府はノーコメントでメディアもこれを追及しない。米国はテロリストとの交渉を厳しく禁止してきたが、14年8月にジェームズ・フォーリーさんというジャーナリストがISに殺害されると、方針を転換し、家族は犯人側と交渉してよいことになった。もっとも米国はいざとなれば特殊部隊を投入して解放作戦を行うので、国民を救うという強い姿勢をもっていることはたしかだ。これに対して日本政府は本気で国民を守ろう、救おうとしているのか、疑問である。
いま日本政府はジャーナリストの旅券を取り上げるという蛮行まで行って、紛争地取材を妨害し、大手メディアは「お行儀」よく社員スタッフを危険地に送らない事態が続いている。このままでは、日本は紛争や戦争に関する情報を十分に得られなくなり、ひいては国策を誤る事態を招きかねない。
パレスチナやウクライナ、スーダンの戦争が重大な局面を迎え、現代史を画する激しい転換期に世界は突入している。後藤さんの十周忌は、ジャーナリズムの意味を考えなおす機会となった。

このイベントについてはすでに本ブログで報告した。
私は取材者兼プロデューサーだったので、動画の編集はやってこなかった。2月にYoutubeチャンネルを立ち上げたはいいが、編集をどうするか、となって、知り合いのディレクターに編集をお願いすることにした。最初の3本(予告と旅券裁判の①と②)は編集をやってもらったのだが、何せ報酬なしの作業、それ以上は頼めない。そこで編集アプリ(プレミアプロ)を購入して動画編集をイチから勉強し、ようやく一本出来てアップしたというわけだ。ちょうどいろいろ忙しい時期にあたり、こんなに間があいてしまったのだった。
次回は、来週中にアップできればと考えている。