「あたりまえ」が「ありがたい」

 東京はきょうは雨。寒い日、暖かい日が数日置きにやって来るが、その差が激しい。これも三寒四温というのか。朝、眠くてなかなか起きられないのも春のせいか。
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 きのう7日のニュース23特集を見過ごした方は、以下のサイトで見られますのでぜひどうぞ。https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180308-00000003-jnn-soci
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 3.11が近づいてテレビでも震災関連の番組が放送されはじめた。もう7年だ。
 飯舘村役場からこんなお知らせが届いた。
 飯舘村は3月11日を「『あたりまえ』が『ありがたい』と思う日」にします》
 (略)飯舘村は、3月11日に初めて村主催行事を行います。
 飯舘村では、これまで3月11日には村主催行事やイベントは行ってきませんでした。
 昨年3月11日に村の大部分の避難指示が解除されてから間もなく1年が経ちます。そんな中で、私たちが震災によって、全村避難を強いられ、さらに多くのものを失って気づいたことは「なんでもない日常の大切さ」です。
 家族であたたかいごはんを食べること、夫婦で近所を散歩すること、畑で野菜をつくることなど「あたりまえ」が「ありがたい」と思う気持ちを大切にしていきたいのです。
 今年の3月11日には、村の学校に通う中学生と、村に帰村された村民が「あたりまえ」が「ありがたい」と思うエピソードを話してくれます。(略)》

 横田早紀江さんも「なんでもない日常の大切さ」をいつも言っている。病気になった人が健康の大切さをあらためて思う。失ってはじめて分かる大きな価値。いまここにいることだけですばらしい。
 大事な気づきですばらしいと思う。早紀江さんの場合は、そこに神も入ってくるのだが、神でなくとも、自分を超える「大いなるもの」に気づきを進めれば、スピリチュアルな喜びにつながっていくのだろう。