「サーメル 子連れ写真家とシリア難民」

 16日(土)から18日(月)まで、2泊3日で郡上市に行ってきた。郡上市は初めてだが、とても面白かった。水の都、郡上八幡から白山信仰御師(おし)の里、白鳥町石徹白(いとしろ)、日本一の鮎で知られる和良町(わらちょう)などを訪れた。

 写真は石徹白の白山中居(はくさんちゅうきょ)神社。巨木と清流があり、「気」がとても強い(ように思う)。森の空気がすがすがしい。『神社は警告する』(講談社)という本を書いたとき、宮城県と琵琶湖周辺のたくさんの神社を回って神社の魅力にはまったが、この白山中居神社は清涼な雰囲気が抜群である。


 禰宜(ねぎ)の名前も石徹白さんといい、この神社について語ってくれたが、この説明がまたすばらしかった。水の一滴にまで神が宿るという神道の考え方の日本列島における意味という根本から、白山神社のこの地域における重要性まで分かりやすく説き、さらに明治に入っての神仏分離国家神道化を批判した。神職でここまでいう人は珍しく感銘を受けた。私も神仏分離は国を誤らせた一要因だと思っているので、うんうんとうなづきながら聞いた。

 こちらは和良町の戸隠神社。重ね石という奇岩があり、天照大神が隠れた天岩戸を天手力雄神(あまのたぢからのお)がこじ開けた際の岩戸のかけらだという楽しい言い伝えがある。手で押すとグラグラするのだが、地震が来ても決して「落ちない」ことから、受験生がお詣りに来るそうだ。境内の岩や地面が見事に苔むしており、外国人が苔にしびれるという。ここも雰囲気のよい神社である。

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 番組予告です。今度の日曜の深夜です。
 日本テレビ NNNドキュメント’17 「サーメル〜子連れ写真家とシリア難民」
 放送:9月24日(日)25時25分〜25時55分(月曜午前1時25分〜)再放送:BS日テレ10月1日(日)11:00〜
 写真家・小松由佳。夫はシリアの遊牧民で今は日本に逃げてきた難民だ。今年5月、由佳さんは夫との間にできた息子で1歳になるサーメルくんを連れて、たった2人でヨルダンに撮影に行くことにした。隣国に避難している夫の家族に再会すると共に、多くのシリア難民の姿をおさめたい。撮りたいのは「悲惨なだけじゃない、前を向いて生きる難民たちの姿」。4週間のヨルダン子連れ旅に同行した。サーメル、その意味は「希望の光」
http://www.ntv.co.jp/document/

 私もヨルダンにお供し、小松由佳さんの親戚であるシリア難民と同居させていただいた。シリア難民の実態の一部を知ることができて、多くのことを学んだ。深夜なので予約録画でご覧ください。