放送法違反で電波停止も・・

駅近くの空き地を通りかかると、土の匂いがする。

かすかな春の兆しがありそうな・・
七十二候でいうと、きのうまでが「東風解凍」(はるかぜこおりをとく)で、きょうから「黄鶯睍薭」(うぐいすなく)だ。七十二候は、「立春」からはじまって「大寒」で終る二十四節気をさらに約5日ずつの三つに分けたもの。
立春は2月4日から18日までの15日間で、これが「東風解凍」(4日から8日まで)、「黄鶯睍薭」(9日から13日まで)、「魚上氷」(うおこおりをいずる)(14日から18日まで)の三つになる。

このくらいの区切りで生活できればいいなあ。
「ああ、また1週間が過ぎた」と言うのと違って、毎回別の「候」に入っていくのがいい。「明日からは『魚上氷』か、水も温んでくるんだなあ」と。
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高市総務相が「放送法違反続けば電波停止の可能性も」とまた強面の発言が出てきた。
高市早苗総務相は8日の衆院予算委員会で、放送局が「政治的に公平であること」と定めた放送法の違反を繰り返した場合、電波法に基づき電波停止を命じる可能性に言及した。電波停止に関し「行政が何度要請しても、全く改善しない放送局に何の対応もしないとは約束できない。将来にわたり可能性が全くないとは言えない」と述べた。
 民主党奥野総一郎氏の質問に答えた。高市氏は、放送法について「単なる倫理規定ではなく法規範性を持つ。私が在任中に(命令を)出すとは思えないが、事実に照らして、その時の総務相が判断する」とも指摘した。》(産経新聞
 まさかとは思うが、この内閣、メディアに関しては何をやるかわからない怖さがある。

その一方で、
《NHK経営委員会が籾井勝人会長を罷免しないのは放送法に違反するとして、静岡市の藤森克美弁護士が(1月)19日、NHKを相手取り、違法確認と1万円の賠償を求める訴えを静岡地裁に起こした。(略)
 訴状などによると、籾井会長が就任時に「政府が右と言うものを左と言うわけにはいかない」などと発言したほか、その後の発言なども安倍政権に偏っているとして「放送法に定められている『不偏不党』『自律と表現の自由の確保』に反する」と主張。放送法は「経営委は会長に非行がある場合、罷免することができる」と定めているのに、経営委が罷免処分しないのは裁量権の逸脱乱用であり違法だとしている。》(毎日新聞

放送法」って一体何なのか?
今度書いてみたい。
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清原選手の覚醒剤事件では、東スポの記事に注目した。
私がこれまでに聞いている情報にぴったり重なる。
とくに以下の部分。
《群馬ルートをめぐっては「某球団で一緒にプレーした先輩にあたる元大物プロ野球選手のつながりで、昔から密売場所として有名だった。有名暴力団の組織がからんだ北関東ルートの一つ。すでに売人の素性は把握している」(捜査関係者)とされる。》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160209-00000002-tospoweb-base

「元大物プロ野球選手」は、私の聞いた情報によると、同じ球団でプレーした先輩で、群馬ルートのお得意さんだったという。
この覚醒剤騒動はちゃんと追求すれば大きく広がっていく。
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きのう発売の『創』3月号に1月15日のシンポジウムでの私の報告が載っている。
「シリアで消息絶った安田純平さんの安否……高世 仁」
http://www.tsukuru.co.jp/gekkan/

これまで明かしてこなかった事実にも触れ、ある人物の横やりで救出活動が混乱させられていることを批判した。
関心のある方は読んでみてください。

きょう入った最新情報では、これまで拘束されていたイドリブ県から移動させられた模様。
移動先もロシアの空爆が激しいところで、今はむしろ空爆が心配だ。

いまだ、解放の兆しは全く見えない。
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北朝鮮の7日のミサイル発射だが、《対外的にはアメリカを交渉に引っ張り出すための「ゆさぶり」「瀬戸際外交」、国内向けには5月の36年ぶりの党大会に向けての権威づけ》という的外れの「思惑」解説がまだ幅をきかせるなか、ロケットの専門家などが「技術は着実に進歩している」と評価している。
宇宙開発に詳しい大同大の沢岡昭学長は「前回よりも安定している。以前は中国の技術のコピーだったが、12年には独自技術で2回打上げて1回は失敗、2回目で成功した。さらに改良したということで、予想をはるかに超えて進歩している」と指摘。
一般財団法人日本宇宙フォーラムの吉富進常務理事も「技術力は安定化する方向にある」と見ている。
原爆と運搬手段があわさってはじめて「核兵器」になるので、核実験とミサイル開発はセットになっている。
06年 7月 テポドン2号打ち上げ
   10月 初めての核実験

09年 4月 長距離弾道ミサイル打上げ(2,3段目が日本上空を通過)
    5月 2回目の核実験

12年12月 長距離弾道ミサイル打上げ
13年 1月 3回目の核実験

16年 1月 4回目の核実験
    2月 今回のミサイル打上げ

核弾頭を小型化し、より遠くにより正確に運搬する手段を真剣に着々と開発し続けていることをしっかりと見なければならない。