新聞記者が匿名で暴言

takase222015-11-25

ある新聞の支社の報道部長が匿名で暴言を吐いていたことが判明、きょう、ツイッターで騒ぎになっていた。
新潟日報社新潟市)は24日、同社上越支社の坂本秀樹報道部長がツイッター新潟水俣病3次訴訟の原告側弁護団長の高島章弁護士に対し、不適切な書き込みをしていたとして謝罪したことを明らかにした。
 同社によると、坂本部長は20日、匿名でツイッターに「こんな弁護士が3次訴訟の主力ってほんとかよ。患者さんがかわいそう」「はよ、弁護士の仕事やめろ」などと誹謗ひぼう中傷する内容を書き込んだ。(略)》(読売新聞24日)
実際の誹謗の言葉は「クソ馬鹿ハゲ野郎」など読むにたえないもので、高島弁護士以外の人にも「速く死ね!今死ね!毒飲め、早く死ね!」「お前の赤ん坊を、豚のエサにしてやる!」などと攻撃していた。
いやはや、ひどすぎる。

http://togetter.com/li/903857

坂本氏のアカウントは「壇宿六(闇のキャンディーズ)」(@sadmaz6))で、プロフィール欄にはレイシストファシスト排除!戦争法をぶっ潰せ!安倍はやめろ!自民党は民主主義の敵!日本に本当の民主主義を!》とある。
いわゆるリベラル派の報道人。
きっとふだんは「人権を重視する社会を」とか「弱者の立場がうんぬん」ともっともらしいことを言っていたのだろうと思うと、その落差に恐怖さえ覚える。
ネットの匿名性が人を破滅させるという面もあるだろう。
少なくともジャーナリズムに関わるものは、批判するなら実名でという最低限のルールを破ったらおしまいだ。
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連休は仕事も私事もいろいろあった。
まず娘の大学(東京外語大)の学園祭へ。
5日間開催され、「楽しめる学園祭」1位にもなった。
いろんな民族の歌や踊りも出ておもしろいが、一番のアトラクションは27言語の専攻の1年生が出す民族料理店。ところが、これが今年大問題になった。これまで提供してきた料理のほとんどが「禁止」されたのだ。

(円形広場に各国の料理店がならぶ)
《毎年11月に開かれ、「世界の料理が楽しめる」と人気の東京外国語大学の学園祭「外語祭」で、出店で販売する世界各地の料理の多くが、現状では保健所の指導で提供できない可能性があることが7日、大学などへの取材で分かった。保健所が調べた結果、衛生上の規定を満たさないとされたため。(略)
都多摩府中保健所(同市)と大学によると昨年、当時2歳の幼児と母親がカレーを食べた後、下痢や腹痛を訴え、関係者から事情を聴いた。原因は特定できず、大学側は「食中毒ではない」と判断した。
ただ調べの過程で、料理の一部は同保健所に事前の届け出がなかったことが発覚した。給排水設備を整えるなど、施設に応じて出せる食品を定めた規定に基づき、米を炊く、麺をゆでるなどの調理ができなくなった。このため今年から、ベトナム語専攻の学生が手作りする米麺「フォー」は即席麺で代用することにした。タイ語専攻の学生はカレーにご飯の代わりにパンを添える。
大学では5月末、新たにメニューを集約し、約150のレシピを保健所に提出したが、約7割は規定を満たさないという。同保健所の担当者は、趣向を凝らした料理は「調理が複雑で時間がかかり、その間に細菌に汚染される恐れがある」といった理由を挙げ、安全確保が最低条件とする。(略)》(産経新聞の7月8日付記事)
http://www.sankei.com/life/news/150708/lif1507080019-n1.html
ひっかからないよう、いろいろ工夫してやっていたらしい。

1年生は料理店、2年生は語劇を担当する。3年の娘は、有志で模擬店(コーヒー屋)を開いていた。準備で徹夜つづき。店の看板などをペンキで書くので、家中にシンナーの匂いがこもっていた。
さらに、娘の後輩で、学園祭実行委員の二人が泊まりに来て、うちは合宿所のよう。
3人は早朝に出て、深夜に帰る生活で、私が朝食や夜食をつくって食べさせた。「おいしい」といわれるのがうれしく、料理にも熱が入る。おかげでフレンチトーストを焼くのが上手になったと思う。
まあ、こんな楽しいにぎやかな生活も今年が最後だろう。

かみさんはというと、旅に出てずっと留守。
9月、「ちょっとおヒマをいただきます」と言って出て行って、ドバイに飛び、ピースボートの旅に中途参加。たまにラインで寄港地の知らせが入るが、今頃はタヒチ島あたりらしい。

イースター島ハンガロア―LINEで送ってきた写真)
うちには、まともな貯金もないはずなのだが、以前から船旅にあこがれ、せっせとへそくりを貯めていたらしい。
2週間遅れくらいに絵葉書が届き、旅を満喫しているようすだ。無事の帰国を祈る。