ウクライナとチェチェンに罪を着せる陳腐な筋書き

takase222015-03-05

きょうはテレビ局を2局訪問した。
うちはスタッフの派遣事業もやっていて、1局はその金額交渉のため。もう1局は、今後の番組企画の情報交換だ。
外は風があって結構寒かった。風邪がぶり返さないよう早く寝よう。

今夜は久しぶりに晴れ、満月が美しい。
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いま、次女が韓国を旅行中だ。
リパート米国大使が、きのう朝、ソウルで男に刃物で切りつけられて、ほおを80針縫う大けがをした事件を知っているかと、かみさんがLINEで聞くと「知らない」との答え。
かみさんは「反日機運が高まっているようだし、米韓合同演習がはじまるから気を付けるように」と。
私は「どこの国にもバカはいるから、気にしないように」とメール。
まあ、どっちも必要なのだろう。
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きのうの『イズベスチア』紙の記事の補足。

見出しは;ネムツォフ暗殺の容疑者にドゥダエフ大隊の戦闘員」

リードは;
「法執行機関筋によれば、ネムツォフ暗殺の背後には、ウクライナ諜報機関とアダム・オスマエフを長とするチェチェン人戦闘員がいる。」
アダム・オスマエフとは、ウクライナに拘束中の人物で、ロシアが3年前からプーチン暗殺未遂事件の犯人だとして、身柄の引き渡しを要求している。

本文の初めは;
ネムツォフ暗殺事件の捜査機関は、いわゆる「ウクライナ」コネクションにかかわる筋書きに集中している。捜査員は、ネムツォフの暗殺が、ウクライナ諜報機関の要請にもとづいて、現在ドネツク民共和国(DNR)とルガンスク人民共和国(LNR)と戦闘中のいわゆるドゥダエフ大隊が犯罪の組織者となったというシナリオを排除していない。」

いま、チェチェン人の部隊がウクライナ政府を支援する義勇兵として、親ロシア派およびロシア軍と戦っている。それが、ウクライナ諜報機関の指示で、暗殺を実行したというのだ。
チェチェン義勇兵は、シリアにもいるが、非常に勇猛で知られる。

今回の暗殺は、プーチンにとって不倶戴天の敵二つがやったということにしたいらしい。
この筋書きを補強する事件が近くあるかもしれない。
プーチン政権は、謀略につぐ謀略で人心をコントロールしてきたのだ。

それにしても、暗殺部隊の「司令官」として名指しされた常岡さん。
とんでもない濡れ衣を何とかしなければ。