きょうは月末。しかもうちの会社は11月締めなので年度末だ。
いつも資金繰りが心配になる月末の今朝、事件が起きた。きょう予定していた某テレビ局からの振込みが、来月5日になるとの通告があったのだ。大変だ!
この入金を前提にすべての支出を組んでいたからだ。スタッフの報酬の支給は全てストップ。前月待ってもらった支払い先には電話で事情を説明、5日まで待ってと頭を下げる。さらにちょうど5日に海外取材に出発するスタッフがいて、飛行機の出発時刻までに出張経費を渡せるかシミュレーション。一つの入金の遅れでドタバタになった。
五・十日(ごとおび)という言葉がある。10日、15日、月末などお金の決済をする日だ。以前は、タクシーの運転手さんが「きょうは、ゴトービだから道が混んでますね」などと言っても意味が分からなかったが、今は切実に体感している。この日に自殺が多いというのもうなづける。これから年末で、景気の厳しいおりから、全国の中小零細企業のおやじさんたちにエールを送りたい。
写真は冬の日ざしとツタの塀。もう師走か・・
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希望の持てない選挙になりそうだなと思っていたら、やってくれました、嘉田由紀子知事。「日本未来の党」結党。会見では、新エネルギー問題の飯田哲也氏がそばにいる。嘉田知事の決断は党利党略ではないな。すぐ「国民の生活が・・」が合流して、マスコミ用語風にいうと、一気に台風の目になった。
そもそも第三極をうんぬんするなら、「国民の・・」は議席数から言って、本来、その中核にあったはずなのに、マスコミからは完全に無視されていた。小沢氏の無罪も確定したから、勢いがつく可能性は大きい。
びわこ宣言を読んだ人は少ないと思うので、ここに紹介しよう。「先人に対しても、子や孫に対しても申し訳が立たない」のフレーズがいい。
また、本筋ではないが、「日本未来の党」の日本を「にほん」ではなく「にっぽん」にしているのも私の言語感覚と一致している。
とりあえず、この党を支持!
そのわけはおいおい書いていく。
平成24(2012)年11月27日
びわこ宣言
政治は未来をつくるもの。
右か左かではない、私たちが目指すものは日本の未来の安心。
国民のみなさんに日本の未来を選択する、その選択肢を提示したい。
国政への危機感、中央集権体制を変え、現世代につけまわしをしてきた旧体制を変えなければならない。
3.11後初の国政選挙であるにもかかわらず、「原発のない社会」に向けての議論は不透明のまま。自民党はこれまで原発の安全神話をつくり、事故への備えを怠たり福島事故に対する反省は一切なく、原発推進ともとれるマニフェストを発表。
福島の事故は、放射性物質を大気や水中に広げることで地球を汚した、この重い責任を感じることなく、経済性だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い、地球倫理上も許されないことである。
原発事故の潜在的リスクが最も高いのは老朽化した多数の原発が集中立地する若狭湾に近い滋賀県、琵琶湖である。琵琶湖は近畿圏1,450万人の命の水源であり、その琵琶湖をあずかる知事として、このまま国政にメッセージを出さないことは、これまで琵琶湖を守ってきた先人に対しても、子や孫に対しても申し訳が立たない。
今、ここに、国民のみなさんの信頼を取り戻し、国民のみなさんが希望を持つことができる、未来への選択肢となる新しい政治の軸を立てる「びわこ宣言」を行います。未来を拓く新しい政治を始めましょう。